本日の夕食・・・ 連載最終章
暮れ行く車外の風景をつまみにウエルカムドリンクで楽しんでおりました。
カタコトとゆれますので、酔いも早く回る。
ワインのハーフボトルは、夕食2時間前には、飲み干してしまいました。
室内は暖房を最小にして丁度良い感じ。しかし車内は乾燥します。
北へ行けども、行けども、日陰にしか雪は残っていません。
飲み干した後は、喉が渇き・・・・車内販売の案内を聞いて、買ってしまった。
アイスクリーム。
富山をすぎて、次の直江津に到着までに、夕食が始まります。
待ち遠しいな・・・・!!!
「ただいまダイナープレヤデスでの、お食事の準備が整いました」「一回目の、ご予約をされた、お客様は、お出かけ下さい」 ・・・・・
さあ~、ディナーの始まりです。深呼吸をして、三両目の車両へ・・・!!
丁重にテーブルに案内されて・・・・・
「ワインは、何になさいますか?」 本来肉料理には、赤ですが・・・
(赤の渋みが、好きになれない! どこに出かけても白もしくはロゼと決めていますので!)
白をお願いします。と注文。
出てきたワインは、ウエルカムドリンクで、もらったワインではないワインが出てきた。
私から、ラベルの確認と利き酒のために、グラスに注いでくれます。
良いですね・・・で。ゲストへ!
この、ワインもおいしかった・・・・(2.200円也)
一番初めに、私達がワインの白をオーダーしたら、
前のテーブルも、横のテーブルも、おなじ白ワイン・・??これって伝染するのかな???
最初の料理は、
じゃがいものニョッキ きのこのソテーとセージバターのソース。
舌をかみそうな、食べた事のない料理が出てきます。
ちゃんと、聞こえる声で、料理の説明をしてもらえるのですが・・・
なんせ~食べた事がないので、右から左に抜けていきます。
早い話が、じゃがいもときのこのバター炒め。 しかしうまい!!
ここで、気が付いた、カタカタ、コトコト音がしますので、少々食器の音がしても、問題なし!!
気張らずに、食べられます。多分、この食堂車にくる前に飲んでいますので、大分気も大きくなっている!!
そこへ、新潟の友人から、{「弾丸トラベラー」の記事を見たよ~」}のメールが・・・
「新津の到着時間は・・・?」「19時40分着」とメール返信しました。
「待っています」との事・・・・
次の料理は、
冬野菜のスープポ・ト・フ仕立て
四時間もかけてゆっくり煮込んだブイョンがベースのスープ。朝鮮人参がはいているらしい・・・??
これも、美味い!!!!次の料理は、
鱈のオーブン焼きと白いんげんのサラダ仕立て サフラン・トマトとバルサミコのソース。
鱈をオーブンで焼いたのに、魚介類を一緒に煮込んだ物を添えて、二種類のソースを
かけた料理。こんな風にして鱈を食べた事がないので・・・あっさりとして美味しい!
次の料理がメインディッシュ・・・
しかし、料理の説明を受けたとたん、思わず、ナイフとフォークを握ってしまい、切ってしまった。
まだ、食べていないので、ご勘弁!!
黒毛和牛のステーキと京野菜添え
食べる時間にあわせて、肉は火入れてくれますので、本当にやわらかくて、おいしかった。京野菜も美味い~。
絶妙のタイミングで料理が運ばれてきます。もう外は、真っ暗・・・
奥の方の若いカップルも雰囲気に酔いしれているようです。うらやましい限り・・・
しかし、料理を食べている時は、皆さん 私達と同じで料理の写真を撮影している。
この食堂車のマネージャーの方が、「写真をお撮りしましょうか?」と聞きいてきました。
私「不倫旅行ですので、結構です!」と言ったら、目が点になった・・・「えー!」
絶句・・・・
慌てて、相方が違います。違います。と否定。カメラを渡して、撮影してもらったのが、この写真。 少しピンボケ・・ これも良い思い出になりました。
この間にワインはすべて飲み干した・・・・
次は、デザートです。
完熟マンゴーのローストとレモン・ミントのシャーベット
火を通した、完熟マンゴーは、又違った味がする・・未知の味・・・・
この、列車の中で火を通すらしい・・・
最後に、食後の飲み物・・・コーヒーをオーダー。
このコーヒーが、また美味い・・・
早速、社員がメニューをチェック。コーヒーは、ブラジル・サントスだそうだ・・
香りも良いし、味も良い・・・
今度、探してみたいコーヒーでした。
食べた事のない料理・・・ばかり。
しかし、おいしかったの一言では、語れない!・・・それぐらい満足。
一式、お一人様12.000円は高いか?? 安いか??? 判断に迷う・・
七時前に、食事はすべて終了・・・ 満腹、満腹・・・・
列車は、長岡をすぎて次の停車駅、新津を目指します。
この列車は、新津駅を出ると、旅客扱いの停車はなくなり、北の大地 北海道洞爺まで、客車の扉は開きません。
友人の待つ、新津へ・・・・・定刻にホームに、滑り込んで行きます。
外は、雪が降っています。
いました!!!いました。彼女です・・・・
わざわざ、雪の降る中、足を運ばせて恐縮・・!! それに、お土産までもらってしまった。
彼女とは、年に数回お会いします。また、南の島の忘年会にも参加してくださる。
頼もしい友人(日本のナイチンゲールです)です。
そうそう、彼女の手に持っている、携帯電話が、どうも冬眠生活に入ったようで、
難儀しておられるようです。アドレスがどこかに行ったとか・・!!
彼女とコンタクトしておられる方は、彼女に無事メールを・・お願いします。
彼女もブログをお持ちです。興味のある方は覗いて見ては!!西へ東へと、ヘリ(特にドクヘリ&防災) を追いかけ、
あるときは、鉄分補給も・・・ 撮影のための移動距離は多分私よりよく動いておいでです。
彼女の投げキスのお見送りを受けながら、列車はホームを滑り出しました。
闇夜の中、北へ、北へ・・・・!!!!!!!!!!!
部屋に帰ってきて、メールをチェックしていたら、電池が切れた・・
充電器をいくら探しても、見つからない・・・事務所においてきた見たい・・・
連絡を下さった方、返事を出さなくてゴメンナサイ!!!!
部屋に帰り、満腹になったら、まぶたが下がってきた。
ベットに横になったら、丁度窓とおなじ高さ、景色を眺めて、過ぎ行く光を、追いながら、ウトウト・・・
この列車は、北海道まで停まらないと書きましたが、運転停止と言う停まり方を何回かします。
列車の編成上、私たちの部屋は後ろから2両目の車両。停止すると、蛇行した物が前につんのめるような、
感覚の停まり方をします。ガタン!!と衝撃がありますので、初めの頃は、
これで目が覚める。なれてくると、これも気にならない・・・・しかし、中には、数分間停まる駅があります。青森の手前、東青森と北海道五稜郭で、ディーゼル機関車に付け替えます。この時、九号車が先頭になり、青函トンネルをくぐります。
このときは、私も、目を覚ましました。こうして、車両の向きが変わると、上記に書いたような、停止時のショックもない。青函トンネルに入ると同時に、窓は曇ってしまい、何も見えなくなる・・・ただトンネルの中を走っている事は、わかります。レールの継ぎ目も少ないので、快適に走ります。海底駅を通過したことは知っているのですが、
その後は、眠気に負けて覚えがない・・・・通過時間は約40分間とか・
6時25分に、乗務員のスピーカーから流れる声で目が覚めた・・・
洗顔をして、身支度をしていたら、洞爺で旅客のための停止・・・この後、毎日新聞の朝刊が、部屋に配られた。
外は、良い天気・・・ 室蘭の方向に陽が登っています。
朝食は、8時30分に予約を入れてありますので、その間は新聞を読みながら
すごし、車内まで運んでくれるモーニングコーヒーを飲みながら、朝食を待ちます。
外を見ますが、雪が少ないように見えます。
「8時30分からの、朝食をご予約されました、お客様、朝食の用意が整いました。ダイナープレヤデスに、おいで下さい」
の車内アナウンス。 さぁ~、朝食を食べれば、後少しで札幌です。
洋食と和食のどちらかを昨夜の内に予約をしておきます。私は、和食をオーダーしました。
ここの料理も、温かいものは、温かく、冷たいものは、冷たい! ホテルで食べる
朝食と変わらない。 ハイご馳走様!!!!!!!!!
ここでの、持ち時間は30分です。まだ、次のお客様がまだか、まだかと控えています。
列車は、
苫小牧をすぎています。後、札幌まで1時間を切りました。名残惜しいですが、
部屋に帰り、降りるための準備・・・
南千歳で旅客のために停止しました。その時、最後尾のA個室のお客様も降りられた。しかし、どう見ても、
鉄の業者の方、想像ですが、乗り鉄の方とお見受けした。千歳空港行きの電車に乗られた。楽しまれましたでしょうか・・・・
またまた、「いい日旅立ちのメローデー」「北の大地、北海道、札幌に、まもなく到着のアナウンス」
定刻より10分遅れて、札幌駅へ入線・・・・長かった旅の終着駅。
この列車は、JR西日本の乗務員も言っていましたが、A個室の利用者は、リピーターが多いそうです。
必ず、年四回乗られる方などがおられるとの事でした。季節を変えて四回乗るも良いが、それに伴い、
車内のレストランでは、また違った物が、食べられる事になります。勿論、景色も違った顔を見せてくれる事でしょう。
最後に、青森からこのトワイライトを引っ張ってくれた、ディーゼル機関車です。
しかし、札幌のホームが短いために、ホームの端に停まります。
全貌をお見せできません。撮影できません。
二両で、客車を牽引して、ここまできました。昨年の夏に、撮影した車両の全貌がわかる、写真がありましたので、貼り付けておきます。
室蘭の手前で撮影したものです。
皆さん、北海道 札幌まで、コトコトと揺られて行く電車の旅も良いものです。
飛行機を利用すれば、4時間もあれば、事務所に帰り着きます。
乗る事は、誰でも出来ますが、忙しい会社生活では、どのようにして、時間を作るかが、問題だと思いますが。
しかし、22時間もかかる、のんびり旅も・・毎日が土曜日生活に、なった為に出来る旅かも・??
実は、当初、帰りは札幌、函館を経て青森から寝台特急「日本海」で、地元に帰る予定を立てていました。
しかし、こうすると、約一週間ぐらいの時間がほしい・・・私は良いのですが、
連れ合いの方の休みが取れず、断念しました。
よく食べて、よく飲んだ旅、コメントも沢山いただき感謝しています。今回は、とんでもないハプニングはまったく起こりませんでした・・・・・・
申し訳ありません。
札幌駅前の温度計は、-4.7度!!!! まず愛知で日中では、体験できない気温です。
いかがでしたでしょうか、トワイライトの旅は・・・長編にお付き合いいただき感謝します。
いつか、また、こんな旅をしてみたいものですが・・財政が許してくれそうにありません・・・泣泣泣
この旅の感想を、お待ちしています。
一緒に乗っていた気分になれました。
世界でも大陸横断旅客便がなくなったりと寂しい知らせがありましたが、国内でもこのような楽しい旅ができるのですから良いですね!
次回はぜひ、残りの2つの旅行記をお願いします。
ワタシは今~~熊本にいます
携帯のアドレスが
大人しい
掲示板紹介していただき感謝しています
ワタシもはやくHPできつようにしよんデス
これからも楽しみにしていますねん
旅行記、楽しみました。
私も触発されて14日に日帰り弾丸ツアーに出かけることにしました。
SL冬の湿原号です。
干し柿さん、オリエント急行は、
乗りたかったのですが、毎日土曜日生活が、ほんの少し遅かった。ツァーの募集は、気が付いた時には終わっていました。
ガコさん、
新しい携帯の調子はいかがでしょう・・
熊本は楽しんできましたか・・?飛行機が欠航して、大変でしたね・・ブログ楽しみにしています。
Butadonさん、
SL冬の湿原号のレポートを楽しみにしています。よろしく。
この所、珍しい飛行機の情報をいただいては、いるのですが、チト遠い・・し、地域の行事が、重なり身動きが取れないこと事も・・
それにもまして、天気が悪い・・
泣いています。