〈1. 外郭団体〉〈2. 加盟団体〉〈3. 共闘団体〉〈4. 国際交流組織〉
今回は、〈3. 共闘団体〉について紹介いたします。この中身がまた〈1. 共同友好関係団体〉と〈2. 共闘関係団体〉の二つに分かれています。これだけ入り乱れてきますと、整理がつかなくなりますが、気にする必要はありません。「よくもまあ、こんなに似たような団体を沢山こしらえたものだ。」と、感心していれば良いのです。
私はネットでこれらの団体のホームページを探し、必要な部分を紹介しているに過ぎません。覚えておく必要があるとすれば、自民党議員の単純な「後援会」組織との比較でしょう。共産党を取り巻く無数の関係団体は、自民党の「後援会」どころではない「宿痾」です。全部の団体名を紹介しただけでも、今回のシリーズには意味がありました。あと何回かで終わりますが、退屈された方はスルーしてください。
〈 1. 共同友好関係団体 〉・恒常的な共同・友好関係にあり、執行部に党員が多いと見られる以下の大衆団体
・全日本民主医療機関連合会 (略称:全日本民医連、民医連) 318万人
・全国商工団体連合会 (略称:全商連)16万人
・農民運動全国連合会 (略称:農民連)12万人
・全国労働組合連合会 (略称:全労連)97万人
・新日本婦人の会 (略称:新婦人)20万人
・自由法曹団 2100人
・日本平和委員会 1367人
・平和遺族全国連絡会 30余名
・全国地域人権運動総連合 (略称:全国人権連) 会員数不明
・日本宗教者平和協議会 (略称:宗平協) 会員数不明
・原水爆禁止日本協議会 (略称:日本原水協) 会員数不明
・全国生活と健康を守る会連合会 (略称:全生連) 会員数不明
〈 2. 共闘関係団体 〉・日本共産党や共産党員が抗議行動に参加している、以下の団体
・オール沖縄・・共産党沖縄県委員会が参加
・市民連合
・総がかり行動実行委員会
・安全保障関連法に反対する学者の会
・立憲デモクラシーの会
・安保関連法に反対するママの会
・民主主義と生活を守る有志(SADL, サドル)
・VIP(Voices Into the Peace)
・ぼくしゅけ~僕らが主権者って知らなくて委員会
・安倍政権NO!☆実行委員会
・自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)・・現在は解散
シリーズ第6回8月3日の「立憲民主党の支援団体」で紹介した〈全国で活動する市民団体〉の中に、共産党と共闘している団体名があります。参考のため転記しましたので、関心のある方は眺めてください。立憲民主党も、共産党の亜流政党だということが確認できます。
〈 全国で活動する市民団体 〉
・安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
・戦争させない・9条壊すな ! 総がかり行動実行委員会
・安全保障関連法に反対する学者の会、安保関連法に反対するママの会
・立憲デモクラシーの会 ( SEALDs )
・フォーラム平和・人権・環境とその協力組織
・部落解放同盟、女性会議、全日農、日消蓮、原水協、日音協など
8月5日のシリーズ第8回目に、私は次のように述べました。
「共産党が他の泡沫野党と違うところは、〈1. 外郭団体〉と〈4. 国際交流組織〉の項目にあります。」
つまり〈1. 外郭団体〉のメインは、「しんぶん赤旗」を発行する会社を所有していることでした。次回は、共産党を特徴付ける〈4. 国際交流組織〉について紹介します。