8月4日の千葉日報の記事を紹介します。いつもは共同通信社の全国配信記事ですが、今回は千葉日報社の記事です。
「戦後77年 市原の学童殉難」「惨状伝える証言や紙芝居」「恒久平和への想いつなぐ」
見出しの後につづく、記事の書き出しを紹介します。
「戦後77年、市原市五井会館で〈市原平和のつどい〉( 同実行委員会主催、市、市教委などの後援 ) が開かれ、太平洋戦争末期に米軍機が同市の養老小学校を銃撃し、4年生3人が死亡した〈学童殉難事件〉の惨状を、紙芝居や当時の在校生の証言で伝えた。」
「ウクライナの危機が続く中、戦争のむなしさ、平和と命の尊さを改めて考える場となった。」
5段組みの大きな記事で、紙芝居をする女性と、証言をする神谷ゆきさん ( 84 ) の写真が掲載されています。ゆきさんの名前は書かれていますが、紙芝居をする女性は、「同市の退職女性教諭らが組織する〈房総 ( ふさ ) の会市原支部のメンバー〉」としか紹介されていません。
8月15日の「終戦の日」が近づくと、日本全国のマスコミが戦争の惨禍を伝える記事を書きます。何年経ってもマスコミの報道は、戦争の悲惨さと犠牲者への哀悼だけが強調されます。もちろんそれは大事なことですが、国のために命をなくされた尊い犠牲に対して、なぜ感謝の気持ちが語られないのでしょう。
その理由は「東京裁判史観」にあるのですが、戦後77年経っても忌まわしい「日本悪人国家説」に、どうして誰も異議を唱えないのでしょう。「日本だけが間違っていた」「日本が悪い戦争をした」という嘘の話を、いつまで続けるのでしょうか。
日本共産党のシリーズをそろそろ止めようと思っていましたが、この記事を読むとできなくなります。こういうGHQの捏造が、いつまでも国民の間から消えないのは、共産党と反日左翼学者のせいだからです。戦争に反対し平和を願うのは、世界中の人間の気持なのにいつの間にか共産党が、自分たちの占有思想のようにしてしまいました。
GHQの統治下にあった日本で、特に共産党がわがもの顔で主張し、「反戦平和」を宣伝しました。そんな情報操作をしたのが宮本委員長だと分かりましたから、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々には、説明する必要があります。
千葉日報が記事にした神谷ゆきさんの体験談も、戦後77年間の情報操作の結果です。共産党が日本の過去を否定し、そうすることが正義であるような風潮を作ったため、体験談をする人々もそれが正しいと思い込んでいます。戦争で亡くなった方々への哀悼だけを言い、感謝の気持を述べずにこのまま済ませては、ご先祖さまに申し訳が立ちません。
参考のため、神谷ゆきさんの経験談の締めくくりの言葉を紹介します。こういう紋切り型の、一方的な意見でご先祖さまを否定する話し方も、いい加減考え直さなくてなりません。
「人間は馬鹿で愚か。同じことをなぜ繰り返すのか。」
「戦争は、軍部のやり方に反対しなかった国民の責任。外交の力で、なんとか戦争を防いで欲しい。」
大東亜戦争の原因は日本だけにあるのでなく、欧米列強とソ連と中国の策略がありました。国際社会の極悪非道さを説明せず、日本だけが悪いという話にしたのは連合国軍の東京裁判でした。この事実が現在判明しているにもかかわらず、共産党は飽きもせず日本だけを貶める発信を続けています。ぴったりと協力する反日左翼学者とマスコミ、おそらくこの仕組みを作ったのは、40年間共産党の委員長を務めた独裁者宮本氏です。
その証拠の一つが、市原市五井会館で〈市原平和のつどい〉を開いた、「平和のつどい実行委員会」です。市原市と市の教育委員会が後援し、共産党の名前が伏せられているため読者は気づきませんが、「平和のつどい実行委員会」は共産党の関連団体です。全国各県の市に同じ名前の団体があり、この時期になると同じ活動をます。こういうことが一斉にやれるのは、共産党しかありません。ある都市の「平和のつどい実行委員会」は、「九条の会」と連携しています。
関心のある人は、ネットの情報を検索すれば、統一教会も日本に不要な団体ですが、共産党も似たような組織だと分かります。