最後の一つになりました。
〈 7. 「非核の政府を求める会」 〉 会員数 不明
・「非核5項目」の課題を実行する、非核の政府の実現をめざすNGO組織
・昭和61年5月に発足
・目的に賛同する思想・信条の違いを超えた広範な人々よる活動
・唯一の被爆国で、平和憲法をもつ国にふさわしい役割を果たすよう願う
・テロ・戦争、核兵器もない平和な21世紀を願う。
・彼らの主張
・政府は、非核平和を求める内外の世論に背を向け続けている
・イラク戦争に協力・加担し、非同盟諸国が提案する核兵器廃絶を求める決議、核兵器使用禁止決議に賛成していない
・「核兵器が大規模戦争の抑止力になるのも事実」と言い、核兵器廃絶のための積極的イニシアチブを発揮していない
・日本への核兵器持ち込みを容認する、米政府との日米核密約が明るみに出ても、知らぬ存ぜぬを決め込んでいる
・彼らの5原則
1. 人類共通の緊急課題として核戦争防止・核兵器廃絶の実現を求める
2. 国是とされる「非核三原則」を厳守する
3. 日本の核戦場化へのすべての措置を阻止する
4. 国家補償による被爆者援護法を制定する
5. 原水爆禁止世界大会の合意にもとづいて、国際連帯を強化する
共産党の言う「非核平和」も、反日左翼特有の「90%の事実と、10%の捏造」です。多くの人間は核兵器を廃絶したいと思い、平和を望んでいます。原爆の悲惨さと戦争の残酷さを、嫌悪しない人間はいません。その意味で「非核平和」は、誰も反対しない正論ですから、共産党に反対できません。
彼らは長い間米国やイギリスの核は他国を侵略する兵器で、ソ連の核は防衛のための核だと、容認してきました。広島長崎に原爆を投下された日本人の多くが、共産党の微笑作戦に騙され、社会主義国の核兵器を必要悪として是認しました。
しかし戦後77年たった今、共産党の捏造に振り回されていたことが、目に見える形で分かりました。ウクライナを侵略したプーチン大統領が口にした「核の脅し」、台湾侵略を企てる習近平氏が口にしている「核の脅し」、北朝鮮の金正恩氏が叫ぶ「核の脅し」は、自国防衛の範囲を超え他国を脅迫する悪魔の声です。
日本共産党は自由民主党の政府に対して「非核平和」論を主張しますが、自分たちが政権を取ったら、核を所有し軍隊も持ちます。共産党の委員長は独裁者ですから、彼がそういえば誰も逆らえません。敗戦直後の共産党は、「自衛隊は廃止するが、政権を取ったら防衛のための赤軍を作る」と、公言していました。いつの間にか言わなくなりましたが、黙っているだけで方針を捨てたわけではありません。
軍もなく、対抗する核もないとすれば、剣呑な国際社会で日本が生き延られないことを、ロシアと中国の独裁者たちの言動が教えてくれました。国民の多くは、反日左翼政党の主張が「90%の事実と、10%の捏造」だったと知りました。その10%の捏造部分が、国を崩壊させる「大嘘」だったと言うことです。
共産党の下記4つの「関連団体」のうち、2番まで紹介してきました。全ては彼らが政権を取るまでの方便の「理屈」だったと、ここまでの事実が分かれば、ブログを終わりにして良いような気もします。
〈1. 外郭団体〉〈2. 加盟団体〉〈3. 共闘団体〉〈4. 国際交流組織〉
しかし私は、そうしません。「90%の事実」に騙され、今も共産党を信じ、自分の住んでいる国を憎むしかできない人間がいるからです。自由民主党の政府を倒し、党の独裁の邪魔になる皇室を無くし、日本の過去を否定し、彼らはいったいどのような国を作ろうとしているのでしょうか。
カンボジアのロンノル政権がしたように、社会主義思想を受け入れない人間を虐殺してしまうのでしょうか。中国共産党政府がしているように、山の奥地に強制収容所を作り、万人単位での思想改造を図り、ついてこない国民は殺してしまうのでしょうか。
毎日マルクス主義と、日本国憲法を学習させられ、「日本は世界一悪い国だった」と大人も子供も教えられるのでしょうか。共産党の話は、「現在の日本の否定」だけで、「明日の日本」については語っていません。こんな政党の意見を信じ、こんなに多くの団体が活動していると言う現実の不条理さを、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、語らずにおれません。
最後のところで紹介するつもりでしたが、世界各国に共産党がありますが、日本共産党だけが「根なしの浮き草政党」だと言う事実を忘れてはいけません。他の国々の共産党も日本共産党と同様に、現在の政府と戦っています。武器を持って闘争している共産党もいます。
しかし彼らは、自分の住んでいる国は否定していません。むしろ彼らの多くは、民族主義的マルキストで、自分の国の歴史や文化に誇りを持っています。毛沢東の中国、ホーチミンのベトナム、国民を大量虐殺したロンノルでさえ、愛国者でした。他国の共産党が力を失わないのは、国民の支持があるからです。
しかし日本共産党だけは、自分の国を否定し憎み、過去の歴史も文化も蔑視します。世界の国々の共産党と比べれば、日本共産党がいかに孤立した政党であるかが分かります。彼らには愛する祖国がなく、根を下ろす土地もなく、浮き草のような頼りない政党なのです。
それが理解できず、共産党の屁理屈に心酔している人間が目を覚さないのなら、無視するしかありません。一握りの反日左翼のため、大多数の国民の幸福を犠牲にして良いはずがありません。彼らを消滅させるのに、暴力は要りません。国民が相手にしなくなれば、消えてしまいます。
共産党員の減少、赤旗の発行部数の激減、朝日新聞の部数激減と赤字増大・・この事実を見れば、民意の力の大きさが見えてきます。もちろん反日左翼新聞だけが、減っているわけではありません。先日のデータでも示されていましたが、右一辺倒の産経新聞も部数を減らしています。ここからも、私たちは教えられます。
「日本では、極論は風土に合わない。」「日本の国民性は中庸を尊ぶ。」
おそらくこの起源は、「聖徳太子の十七箇条の憲法」ではないでしょうか。
「和を持って貴しと為す。」
広島の厳粛な原爆忌を、怒号で乱すような反日左翼の平和活動は、そのうち消えていくことでしょう。
〈1. 外郭団体〉〈2. 加盟団体〉〈3. 共闘団体〉〈4. 国際交流組織〉
次回は、〈3. 共闘団体〉について紹介いたします。