日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



さて福岡出張。
宿泊先から徒歩5分のところに」福岡県立美術館があるというので(ラッキー)行ってみた。
先日某ブログでも出張ついでに寄っていて、良かったというので興味があったのだ。

ところがまあ良くあることだが、次の展示への準備中で常設展も見れず(涙)


仕方ないので、上の階にあった美術図書館で雑誌などをちらちらと。

で、AXIS vol.136 November / December 2008号。
この号の特集が、「2016年東京オリンピック招致計画」ということで手にとってみた。
特集だけに、なかなか充実の内容だった。

まず東京の立候補内容を紹介。
「レガシー」というコンセプトで前回の建築物を生かし、コンパクトなオリンピックを実現するという方向性という企画はなかなか唸った。
東京が現時点の評価ではトップなのもうなづける内容。

続いて、次のオリンピック開催地であるロンドンの進捗状況レポート。
これを読むと東京の進んでいる方向が正しいことを改めて認識。
次に北京オリンピック終了後の様子の記事で、これも興味深く読めた。

そして他のライバル候補地である、マドリッド、シカゴ、リオの招致内容についても各々見開きで紹介。
それぞれの状況がかなり理解できて面白い。

これまであまりこういった内容が公開されていることは珍しい。
ということで、2016オリンピック招致に興味を持っている人には格好の読み物!


当ブログでは、2008-09-14アップ読中評(中):「オリンピックはなぜ世界最大のイベントに成長したのか なぜ2016年東京かを理解する」などでこの招致活動を応援している。
ポイントをちょっと引用したい。
,
<「東京は経済的ピークをすぎた疲弊した国の首都だというイメージを
<追い払うのに成功した。
<そして日本の評価を、アジアの中に埋もれつつある国というイメージ
<から「やはりアジアの中心の国」へ見直すきっかけとなった」

<日本の経済力は衰えつつあるとはいえ、まだまだ強力な
<資産や可能性を持っている。
<ところが中国、韓国に比べた場合、日本人的な精神的な弱さが
<その負のスパイラルを自ら強めてしまっているような気がしてならない。

サブプライム問題が世界的に拡大するにつれ、日本の優位性は少しずつアップしているように感じるところもあるが、その優位性も活用して来年の10月(開催国決定のタイミング)乾杯していたいものである!


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