
まず、ゼロデイとは何か。
いよいよ大事件が起こってしまう日のことを言っているのかと思ったら、全く違った!
ゼロデイとはOSなどのソフトウェア(windowsをはじめとした)の公開されていない脆弱性のこと。
1回限りだが、その脆弱性の「穴」を活用すると、そのソフトウェアを使用している組織をハッキングできるのだ!
それを「ゼロデイ攻撃」と呼ぶ。
upgradeで「穴」を埋めようとする企業側の一方、この分野は何と闇ビジネス化。
アンダーグラウンドで高額取引されているとのこと…
続き登場するのが、実際にイランの核燃料施設をの遠心分離機を破壊した「ゼロデイ攻撃」が実際に2009年にあったという事実。
この攻撃は「スタックスネット」と呼ばれているそう。
もはやスパイ合戦は昔のように生身ではなく、サイバー空間で行われているわけだ!
こうして各国のサイバー・スパイ合戦が紹介される。
スノーデンの暴露でNSAのやっていることが世の中に露出したアメリカはもちろん、多くの国が。
それらは、北朝鮮、中国、イラク、イラン、ロシア、イスラエル、アフリカ…
さらに現在の世界中の最新の関心事、トランプ大統領とロシアによる民主党へのサイバー攻撃にも一章を割いている。
ロシアは少なくとも6つのゼロデイ攻撃を仕掛けたとする。
あまりにタイムリー過ぎる内容!?
結論:今知っておくべき、サイバー攻撃にさらされる国際ネット社会の現実