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今作は第3弾。
シナトラが歌った曲を中心に録音した Shadows in the Night
そしてグッとクオリティが上がった Fallen Angels
に続く第3弾。
そして驚きは、マサカの3枚組!
その3枚は、それぞれ30分強で、各々のタイトルが、
disc1:‘Til The Sun Goes Down:
disc2:Devil Dolls:
disc3:Comin’ Home Late:
まず一曲めの、I Guess I'll Have to Change My Plan”で驚く。
過去の2作と違って、ホーン隊が入ってるじゃん!
これで、グッとゴージャスな雰囲気が。
(とはいえ、次曲は元に戻り、時々ホーン)
だけでなく、これまでより更にポピュラーな曲が多く、目を白黒させてつつ聴いた。
(As time go by とか、Stardust とか、超ポピュラー曲も)
このため、CD × 3枚を聴き込むのにかなり時間がかかった(笑)
感想は、ポピュラーな曲が多いこともあり一作目に近い。
「シナトラ曲をカバー あえて検索させ原曲へ到達、な異色作 」
(以下、当時の感想を引用)
アルバムを聴いてみると、イメージするのは、60年代の場末のキャバレー(笑)
シナトラの最高にスムージーなボーカルと比較し、ボブの声はゴツゴツしていて、正直全く違う!
こうなると、さっそく原曲を調べなければと、youtubeを検索し、原曲を聴く。
そこでハタと気づく。
「これがボブが意図したことでは?!」
21世紀だからできる、手の込んだ企画だったのだ!
声質の違和感は、企画として折り込み済だったわけ。
こんなのアリ?(笑)
(引用終わり)
でゴールデンウィークを利用して、過去3枚のアルバムを順繰りにGoogle検索し、原曲を聴いて遊んでいる。
埋没してしまうのは勿体無い優れたメロディ・歌詞が沢山沢山...
最新のインタビューから、ちょっとだけ引用。
<収められたスタンダード曲は全て、一人以上のソングライターが、いろいろな組み合わせで書いた曲だ。
<オリジナルを歌った歌手自身がその曲を書いたという例は1つもない。
<自分の曲を書けるなら、それは理想的だろうが、書かなかったとしても誰も責めたりしない。
<自分なりに曲が意味することを少しはわかっているつもりだった。
<だが、そこに込められた人生の本質や人間の有りようがこれほどだったとは気づいていなかった。
<歌詞とメロディがこれほど完璧なまでに絡み合い、今の時代にも意味を持ち、非物質的なことを歌っているか、気づかされたよ。
納得!
こういう企画がやりたかったのは、もう十二分にわかったけど、
でも次はそろそろまた「ルーツ系ブルース・ロケンロール爺」に戻ってね!(笑)