
反ソな機運が高まり、マッカーシズムが吹き荒れた時代のアメリカ。
大学教授や政治の専門家だけでなく、映画界にも大きな悪影響を及ぼした。
主人公の脚本家ダルトン・トランボ もその1人。
だがこの不遇の時代も、この映画ではまだ半分もいってない。
ここからの彼の反逆が始まるからだ!
釈放されたものの、当局に睨まれ仕事が全くない状態。
この暗黒時代をどうのりきるのか。
そして後半第3コーナーをまわったころ、脇役のアノ彼が演ずる、胸がすくシーンがやってくる。
これもネタバレになるので、書かない(笑)
さらにたたみかけるように、ラストまで一気に魅せる!
最後のクライマックス、で終わらなくてラストクレジットでも。
俳優陣は、very good!
嬉々として演じている(ようにみえる)ブライアン・クランストン
凛々しい ダイアン・レイン
反抗期の娘を演じたら天下一品 エル・ファニング(笑)
敵役の某アカデミー女優もホント憎たらしくて、あとから考えると最高(笑)
そしてアノ役のアノ方!
結論:実力と根性があれば、どんな苦悩の暗黒時代も乗り越えられる(かもしれない)