流れからいうと、晩年の作品を紹介するのが筋だと思うが、敢えて違う方へ。
というのは、MoMAのホームページでこの展示を紹介する「一発写真」は晩年の作品(L.A.時代)
その印象はこの展示を貫く精神とはやや違う、と感じた。
彼の持つ本質からすると、その本流はシカゴ~NY時代にあると当ブログは考える。
このため、この絵で締めたい。
激しく struggle を表現する作品が多い一方、このような静かだが芯がある作品群もある。
タイトルは、Awaken from the unknown
静かに強いパワーを発する作品と言えよう!
こうした時代と struggle し続けた彼の作品たちとの対峙は貴重な気づきの時間に。
もうお気づきかもだが、当ブログの基本的なテーマと共振しているのだ!正しい方向への struggle、という点で。
当ブログはMoMAメンバーなので、一般入場の1時間前の 9:30 からこの展示をゆっくりと味わった。
1時間半で観終わり、大きな満足感と共に、そのまま美術館を後にした。
この展示の感動を、そのままキープしたかったから。
他の階では、大御所たちの大作の競演(狂宴?)が繰り広げられている。
が、それらにここでのデリケートな感激を上書きされかねないと判断。
これだけで、メンバーになった価値があったというものだ。
というわけで、MoMAの全体論はまた次回。
ここでもまた、実は違う感動が待っていた...
その(3)はコチラ
その(1)はコチラ