6回シリーズ の第1回。
まず冒頭で驚く。
大友 克洋 氏の「AKIRA」のアニメーションをベースにみせる「ネオ東京」
しかも、物語の設定が作画時点で、東京オリンピック2020を翌年に迎えていたと!
そして本人が映像でも登場(初めてみた)
続く本編は、東京2020の巨大建築プロジェクトの工事過程、メイキング、を初めて公開!
(第1回は 東京ベイエリア)
紹介されるのは、大きく2つ。
・「アクアティクスセンター」=水泳(写真)
・「有明アリーナ」=バレーボール
どちらも過去にみたことないような工法で組み上げられている。
「アクアティクスセンター」
マグネチュード9にも耐える構造の最新施設。
そして屋根が最初に作られ、それを持ち上げるというのは聞いてはいた。
その結果、工期が6ヶ月短縮され、コスト削減につながるという。
その工法の名称は = リフトアップ工法
その屋根の重さは何と7000トン、の前代未聞のプロジュクト!
持ち上げた時にまっすぐになるように、あえて「たわみ」を最初から設けておく構造(汗)
その後、上に「定着」させる工事も難関
「有明アリーナ」
バレーボールになるだけでなく、大会終了後は音楽イベントを開催する器となる。
すでに隣接している周りのマンションへの太陽光の反射を最低限にすべく、反った屋根構造。
(反り屋根)
その結果、他にも利点を生んだ = エコ屋根
・体積2割減
・照明の量を削減
こちらも2ヶ月遅れたのを挽回すべく、やはり屋根まわりで「新工法」を採用。
世界でも珍しい「トラベリング工法」
9分割した屋根を横で組み立て → 基本構造に乗せ → ズラして組む、の9回の繰り返し!
当ブログ、東京オリンピック2020 新国立競技場、そしてお隣の東京体育館の状況をレポートしたばかり、ではある。
が、この番組でこれまで秘密裏に進められてきた「難関の屋根工事」など工事過程が紹介されるのは、大変楽しみ!
(こっちも屋根がポイント 笑)
第2回は、来年2月。
今度は東京の地下に挑戦だ!