7年前にノルウェーで発生した、連続テロ事件(2011年)
まずオスロ市内で政府庁舎の爆破が発生。
ここで8人が死亡…
明らかにテロと市内が騒ぎになる中、遠く離れたキャンプ地の島 ウトヤ島 が次の標的に。
キャンプに来ていた学生たち × 69人が無差別殺される…
今作は、この事件をワンカットで描く(汗)
妹を連れてキャンプに来ていた大学生を目指す女子高校生 カヤ。
市内の爆破事件を親から知らされるが「ここは島だし、離れてるから世界一安全よ」と切り返す。
ところが遠くで爆発音が聞こえ、さらに銃声も。
逃げ惑う学生たちが押し寄せてくる…
妹を探さねば、な気持ちはあるものの、自分の命さえ危ない?!?
情報もなく、とにかく逃げ惑うしかない…
でこの状況をワンカットで、カメラもカヤとともに動く動く…
というより、揺れる!揺れる!揺れる!
映画終了まで(汗)
このため映画が終了した時には目眩を起こしてて、気持ち悪いことこの上ない…
こういうアクションカメラ手法は最近の「カメとめ」、ちょっと前に「サウルの息子」があった
この2作と比べても、今作のカメラの揺れ具合はあまりに激しい。
リアルに感じさせるための演出だから…と自分を納得させようとしつつ、なんか釈然としない。
そんな状態なので鑑賞直後はこの映画をどう解釈すればいいのか迷い、アップが1ヶ月遅れた(笑)
結果的に、この事件を取り上げた価値はわかるものの、高くは評価できないかな、と…
途中の主人公および周りの行動に、疑問符がつくシーンも散見された、のもある。
結論:題材の選択は正しいとしても、手法にやや疑問あり...