実は…
全くといっていいほど、期待しないで読み始めた(笑)
ファナックはファナックで、超一流企業に育った日本のエース級企業。
インテルはインテルで…(何も言うことはないでしょう)
日本とアメリカを代表する企業を比較・検討するだけで、本の一冊くらい楽勝!!!(なんじゃないの?)
結果…
そのいい加減な認識を完璧に吹き飛ばす内容(汗)
この2企業は、ただの比較対象などではなく、極めて深い「コラボ関係」
ファナックは工作機械、別名「マザーマシン」
インテルはマイクロ・プロセッサ、チップ。
どうコラボしてきたのか?は本をお読みいただきたい!
本のラスト、著者の議論は意外な方向に向かう。
2019年現在、近未来に確実に迫っている大きなトレンドに、ここまでの論述をベースに挑む。
その議論を100%支持するとは言えないが、少なくともひとつの論述を知り得ただけで、読む価値があった。
結論:読み応えあり。既に今年の年間ベストへのランキングは固い?