ずっと積ん読状態に陥っていた未聴 CD を、この機会に聴きまくっている。
すると…
全く忘れていたが聴いてみたら良かったのがコレ!
ハロルド・バッド Harold Budd(1936~)
昔こんなアップを上げたことがあった(こちらはアナログ)
なんとも溶けてしまいそうになる、セクシーなアンビエント音楽。
発掘したのは、その Harold Budd の2003年の作品? "la bella vista”(写真)
なんと ピアノ・ソロ・アルバム。
実は今作、好き勝手に弾いている所を録音された、という異色作。
「即興」の極み。
ここで登場するのは、ダニエル・ラノワ。
この人も現代音楽・環境音楽家。
Budd がラノワの家のグランドピアノを弾く機会があったそう。
それを聴いたラノワが録音を思いつき、本人の知らぬままアルバム分の時間を録音(汗)
あとでその事実を知り、Budd はCD化を承認して、世の中に出たわけ!
そうやって録音され世に出た名盤に、Durutti Column のファーストアルバムなどもある。
こっちはデビュー後25年にしての だまし討ち?(笑)
ピアノ・ソロ なので、あくまでもその域の作品ではある.
が、最近アルバムを出したララージの同系統の音よりは、ぐっときた!
積ん読状態の 未聴 CD を掘り起こすモチベーションが大幅に上がったのは間違いない(笑)