映画:大脱走 といえば、名作中の名作。
オールスターキャストの大作で、メジャー男優が目白押し。
スティーブ・マックイーン 、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン 、ジェームズ・コバーン 、リチャード・アッテンボロー 、デヴィッド・マッカラム、ドナルド・プレザンス etc…
その名作が今晩、○○○?回目のテレビ放送。
放送局は、BS-テレ東。
その名作を今、改めて視聴するべき理由を。
実は巣篭もりが始まった早々に、大脱走、の最も辛い部分だけをたまたま放送で見た。
(3月上旬に、Cable TV で)
その最も辛い部分とは、
限界まで追い込まれメンタルが崩壊する奴1. = アイブス(ヒルツの独房での 相棒)
限界まで追い込まれメンタルが崩壊する奴2. = ダニー(トンネル掘り)
視力を失いつつも無理しても出ようとする男 =コリン(フォージャー)
それを友情でサポートする奴 = ヘンドリー
2人の友情に絆されるキャプテン= バートレット(ビッグX)
この中でも最も辛い部分は脱走用トンネルの発覚直後、自殺行為に走り射殺されるアイブスのシーンだと考える。
(過去のテレビ映画劇場での放送でも 前編ー後編 をここで切っていた)
ここでのビッグXを中心とした脱走チームの素早い判断に唸らせる。
直後の感情にとらわれず、正しい判断でチームの目指す方向を定めたのだ!
そのあと出かけなければだったので、その部分だけを観たわけ。
だがその最も辛い部分に、現在の状況がシンクロして重なってきた。
それは、今の東京オリンピック2020 が置かれている厳しい状況と関係者の苦悩。
コロナ禍の状況が次々と変わり、先が読めない中、
・大会中止か延期か → 延期を決定
・日程の再設定 → 全会場と交渉し、1日だけ前倒しで全て調整
・大会予算の増大を受けコンパクトな大会を検討 → IOC との調整が進行中
無責任な「開催は無理」などの放言の数々が飛び交う中、正しい判断でチームの目指す方向を定めてきたと考える。
その点において、今こそこの名作中の名作を、今改めて視聴すべきだと思う。
危機が次々と起こる中、発揮される正しい判断に、改めて勇気が貰えるから!