ベートーヴェンのソナタを弾く会、終わりました。
毎年のことですけど、弾いても聴いても終わるとぐったりきます。
力もいただくんですけど、それなりに消耗もいたします。
今年で第4回ですが、メンバーはだんだんおなじみの顔になってきました。1年ぶりの同窓会みたいな感じでしょうか。第5回にはぜひ、新しいお顔も拝見したいなあ・・・と思います。
今回、私は第9番を弾きました。わりと弾きやすい曲だったのですが、2楽章のある個所で見事に暗譜落ちしました(汗)。
まうしろに友人が控えていて(司会進行係)、楽譜を差し出してくれて助かりましたが・・・ひとえに準備不足です。
それにしても、ほんどのメンバーは10月下旬のリストを弾く会でも演奏されており、短期間続けての本番でさぞ大変でいらしたことと思います。
体調不良や家の都合、その他さまざまな事由により出演辞退を考えられた方も2~3おられたようなのですが、
「とにかくでましょう」とのH先生のお言葉で、参加されたようでした。
そのH先生ご自身が、ここのところお具合がいまひとつで、ほんとうは「悲愴」だけにしようと思っておられたそうなのですが、
「ほかの人に『とにかく出ましょう』とすすめたから、自分にも負荷をかけました」ということで、第28番も弾かれました。
もちろん双方暗譜で、それはもうほんとうに素晴らしい演奏!
10月も「初めて弾く」とおっしゃって、リストを2曲でしたか・・・、弾かれたのでした。ほぼ身内の会のようなものなのに毎回びしっと弾かれるのには頭が下がります。
さてこれで、今年の本番は終わりです。
明日午前の「ショパン講座」のスタッフをして、ピアノ関係のお仕事(・・じゃないんですけどね)も終わり。
来年は1月7日の「松本和将リサイタル」のスタッフが仕事始めで(・・・だから仕事じゃないって・・・笑)、
同じく1月14日のチェンバロ発表会が本番の最初です。
とりあえず明日午後からは、年賀状と大掃除です。