~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

すこぶる言い間違い

2010年10月22日 21時23分53秒 | 家族・友人等
最近いろいろな意味でヤキの回っている私でありますけど、
本日なかなかの言い間違いをいたしました。

時は娘のピアノ&バイオリンを見てやっているとき・・・・

「本番11月3日なんだから、もうそろそろ、ちゃんぷしなさい」
「そこは、ちゃんとゆめ返さないと!」

すでにお分かりと思いますけど、<ちゃんぷ>は「ちゃんと暗譜」で、
「夢返す」は「弓返す」
・・・・・です(汗)。

しかもトドメに、娘と一緒に練習していて、ベートーヴェンのト長調ソナチネの冒頭「ソーシラソラシソ」のなかの、「ラ」に♭をつけて弾き(ミスタッチにしては酷すぎる・・・)、この世のものとは思えない曲にしてしまいました。

娘、笑い続け、どこまでこの親はアホなのだと思ったかどうかわかりませんけど、
やれやれやっと終わった~と、どういうわけか頭をぐっと下げたんですよ。
そしたら、その瞬間、娘の鼻が鍵盤の蓋に激突。
鍵盤は汚しませんでしたが、大流血の惨事となり・・・・(泣)。


私けっこうしっかり者のはずなんですが(笑)、
ハズレるとどこまでもいけるキケンパイ・・じゃない、キケンブツでもあります(逃)。

過去の優勝者

2010年10月21日 14時34分31秒 | ピアノ
wikipediaから勝手にいただいてきました。
ショパンコンクール過去の優勝者一覧。



第1回 (1927年) - レフ・オボーリン(ソヴィエト連邦)
第2回 (1932年) - アレクサンドル・ウニンスキー(ソヴィエト連邦): 第2位のイムレ・ウンガル(ハンガリー)とは同点で、コイン・トスによって順位を決めた。
第3回 (1937年) - ヤコフ・ザーク(ソヴィエト連邦)
第4回 (1949年) - ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ポーランド)、ベラ・ダヴィドヴィチ(ソヴィエト連邦)
第5回 (1955年) - アダム・ハラシェヴィチ(ポーランド)
第6回 (1960年) - マウリツィオ・ポリーニ(イタリア)
第7回 (1965年) - マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)
第8回 (1970年) - ギャリック・オールソン(アメリカ)
第9回 (1975年) - クリスティアン・ツィメルマン(ポーランド)
第10回 (1980年) - ダン・タイ・ソン(ヴェトナム)
第11回 (1985年) - スタニスラフ・ブーニン(ソヴィエト連邦)
第12回 (1990年) - 該当者なし(第2位はケヴィン・ケナー(アメリカ))
第13回 (1995年) - 該当者なし(第2位はフィリップ・ジュジアノ(フランス)とアレクセイ・スルタノフ(ロシア))
第14回 (2000年) - リ・ユンディ(中国)
第15回 (2005年) - ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)
第16回 (2010年) - ユリアナ・アヴディエヴァ(ロシア)


たしかに女性の優勝者は、チェルニー=ステファンスカ、マルタ・アルゲリッチに続き今回のアヴディエヴァで3人目ですね。
それにしても第2回の「コイン・トスによって順位を決めた」っていったい・・・・

自分の記憶としては、ダンタイソンからですね。ツィメルマンの時は11歳になっていたはずなので覚えていてもおかしくはないのですが、関心がなかったのかまったく覚えておらず・・・。
ポリー二の時はまだ生まれてないし、アルゲリッチの時は1歳。
・・・・それ考えると、この方がたがまだまだ現役でご活躍というのはすごいし、うれしいことです。


第16回ショパンコンクール結果

2010年10月21日 08時16分03秒 | ピアノ
決勝はほとんど聴けてないのですが(日本時間で午前1時からの開始だったため)、1位の
Ms Yulianna Avdeeva はたまたま聴きました。
男装、っていうか、パンツスーツでバシっと決めたカッコいい演奏でした。
個人的にはWunder気に入ってましたが、決勝は果たしてどんな感じだったのか・・・・まだ動画などあったら視聴したいと思います。
それで・・・なのですが、ショパンコンクールで女性が1位というのはアルゲリッチ以外私知らないのですが、どうなんでしょうか?
あとで調べてみます。


1.Ms Yulianna Avdeeva Russia
2.Mr Lukas Geniušas Russia/Lithuania
2.Mr Ingolf Wunder Austria
3.Mr Daniil Trifonov Russia
4.Mr Evgeni Bozhanov Bulgaria
5.Mr François Dumont France
6 not awarded

ちなみに使用楽器について、この6人の内訳は、ヤマハ2人、スタインウェイ2人、ファツィオリ2人。
1位のAvdeevaはヤマハを弾いてました。


※第16回ショパンコンクールビデオアーカイブはこちら

カツァリス リサイタル

2010年10月20日 22時43分40秒 | ピアノ
シプリアン・カツァリスの演奏会に行ってきました。

この演奏会についてはいろいろないきさつから、結局親子三人で行く、というか娘を連れて行かざるを得ないことに・・・。
最近娘も少しはホール内で聴けるようにはなっているのですが、夜の演奏会に連れていくのは初めてだし、プログラムがちょっとマニアックなので、前半だけがんばってホール内で聴いて、後半は親子室に行きたまえ~ということにしていました。

息子はさっさと一人でど真ん中あたりの席をとっており・・・・そういえば、息子と夜の有料の演奏会ってきたことあったっけか??と考えてみましたけど、どうもないような気がします。娘と留守番というパターンが多かったんですね、たぶん。

カツァリスは動画がたくさん出回ってますので、子どもたちも結構見てます(動機はまあいろいろですけど・・・)。「あ、この人みたことある」という経験も悪くないかな、と。

さて、プログラムですが

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ロベルト・シューマン>
アラベスク作品18
花の曲作品19
ショパンのノクターン作品15-3の主題による変奏曲
クララ・ヴィークの主題による変奏曲
子どもの情景

(休憩)

<フレデリック・ショパン>
ピアノ協奏曲へ短調作品21(オリジナルピアノ独奏版)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これが予定されたもの。
プログラムそのものには変更はなかったのですが、
最初の曲の前に即興演奏がありまして(10分くらい?)、その間には入場したり席を探してもいい、ということでした。ショパンの時代の頃の演奏会の形式を模してということで演奏者自身の希望によるものだったらしいです。
即興演奏といっても、あるモチーフを展開していくというものではなくて、いくつかの曲がつなぎ合わされたようになっており、「サムソンとデリラ」「アルハンブラ」「タンホイザー」、ラフマニノフの「パガニーニの主題による変奏曲」などが入っていました。
それから、一度も袖に引っ込むことなく、シューマンを続けて演奏。
・・・・実は、即興演奏が始まってすぐの頃から娘が爆睡してしまい、起きたのは前半が終わったとき(汗)。ただ寝てる分にはいいのですけど(いやよくないけど)、寝息がスースー規則正しくまるでメトロノームのごとく聞こえ、起こしても起きないし、万一起きてくれたとしても寝ぼけて大声でも出された日には、弱音だらけのシューマンでエライ事態になってしまうので、娘の寝息をコントロールするので私は精一杯。しかも演奏者が一度も袖に入ってくれないので、こちらも外にも出られず(泣)。席は結構後ろでしかもいちばん端ではありましたが、それでも周囲のみなさまにはご迷惑かけたことと思います。申し訳ありません・・・・・
というわけで、前半は私聴けておりませんのです(涙)。
ただ、なんとなくタランテラっぽい「アラベスク」だったな~とか、
クララ・ヴィークでは譜面台立ててたな~とか、
あっさりした「子どもの情景」だったな~とか
言うことくらいです。


後半は、娘を親子室に押し込みましたので、自分は最前列で気合入れて聴くことにしました。
コンチェルトの2楽章・・・いきなりの濃さでした。
びっくりしましたねえ。息あり、声あり、・・・今日のオススメはこれですっ!な感じ。

アンコールは、「バンジョー」、チャイコフスキーの四季より「10月」、マルチェルロの「オーボエ協奏曲から(ピアノ独奏版)」で、どれも楽しめました。
どうにも飲みたくなる雰囲気・・・・

あとから息子に、
「ねえ、おかあさん、後半いちばん前で聴いとらんかった?前傾した、まるでスキーのジャンプみたいな角度の人がいて、カツァリスをガン見しとった。あの人なに???と思ってたら・・・お母さんだよ~、もう」
と言われました。
ええもうガン見してました。後半は熱く弾いてくれ~という気を出して(笑)。

子どもたちの感想っていうのもなかなか面白いもんですね。
ほぼ全然知らない曲をどう聴いたか?というのは興味深いです。

・・で、息子はショパンの「ピアノコンチェルトの2番の第1楽章」(冒頭)というのは、ふわりとしたいい曲だ、と思ったらしく・・・・。
「オケで聴いてみたら?。たぶん今日深夜(2時前?)ショパンコンクールでやるよ~」となにげにフォローを入れてみたとこであります。
ショパンの2番コンチェルトを初めて聴いたのが、カツァリスの一人二役(ソロ&オケ)だとはなかなか稀有な体験・・・。

娘のほうは、「競馬みたいな曲があった」とそれだけ言ってましたが(笑)。
これからはお願いだから寝ないでくれ~。こっちが生きた気がしない(泣)。


・・・というわけで、カツァリス氏にベタベタに抱擁された花束娘のAさん、おつかれさまでした(爆)。

PTAだかTPOだか

2010年10月20日 00時05分12秒 | 家族・友人等
やっと腰をあげた給食試食会の仕事なんですけど(あ、もちろん小学校PTAのですよ。演奏会とは関係ありません・・・笑)、
「さて資料作るか」と昨日パソコン開いたら、「ええっ・・これめんど~~」となってしまいました。
担当係を決定したり、タイムスケジュールを確認したり、1年生の保護者さん向けの資料を用意したり・・・・・思ったよりごちゃごちゃしてる(汗)。
でも、会議は火曜、つまり今日の午前だったのでどうしても急いでやらなきゃならないし、一人でやらないとわけわからなくなるようなことだったので、今さら誰かに振るわけにもいかず・・・・。
そういうわけで、今日の午前は打ち合わせやら資料冊子の印刷やら、栄養士先生との詰めでした。
ついでに、子どもたちが給食室に給食を取りにいったり下げたり、また教室で配膳する様子をつぶさに観察して参りました。
・・・・・この熱心さでもってOLを続けていたなら、今頃はエラくなってたかもしれませんが(笑)、なにしろ毎日決まったところに出かけるということに耐えられず、仕事そのものも転々とした挙句・・・こういう人生になっております。

帰ってボケーっとしつつ洗濯機回したり、生協のお兄さんとしゃべったりしているうちに、子ども二人と、旦那(泊まり明け)が帰ってきて、
ずいぶん早い時間からなぜか家族がそろうハメに(←そろったらいかんのか・・・いけなくはないですけどね。・・と、たまには旦那のことも書いてみる)。

そしたらテスト明けの息子が「フルート用のガーゼ、いつ買いに行けばいいんだよ」と言うわけです。
・・いつでも・・・今から行かれたらよろしいじゃありませんか?
ということで、娘の習い事に送りがてら、私の銀行の用を済ませがてら、なぜかこんなに日の高いうちから(といっても17時前ですけど)、家族で出かけることになりました。

息子は楽器店、私は銀行、そして旦那は・・たぶん喫茶店。
私は銀行の後、楽器店に向かいました、息子の買い物のために。
なんせ着の身着のまま、部屋にいたときのカッコのままで出たので、知り合いの少ない弦管楽器のフロアだけ行って帰るつもり(笑)。
ところがなかなか息子がなにを迷っているのか随分時間がかかってまして、ならばこっそり(←こっそりは事実上不可能なんですが)、昨日だか一昨日だかピアノ売場に入ったというベーゼンドルファー2台を見に行こうと思ったんですね。ええ、ささっと見るだけ・・・。
で、上の階に行ってちょっと見てたら、
「あ、・・弾かれませんか?」と顔なじみのおねえさんに声をかけられ、
「いやでも、息子が・・・でも、#$%&’」とかなんとか言ってるうちに、なぜかすわってて、
これまた顔なじみの調律師さんと「今度のショパンコンクールでよく使われていたあの、事務用みたいなレバーで上下する式のあの椅子はなんですか?あれいいですね、手首疲れないし・・」などと世間話をしているうちに、なぜか弾いていて、
「軽いなあ・・・で、このピアノのツボはどこなんだ~?」と思っているうちに、となりの大きいサイズのやつも弾いていて、
気がついたら、もっと知り合いのオネエさんがこっちを見て半固まりで、
さらに次に気がついたら息子がこっち見て完全に固まってました。

「・・・止めるに止められんしさ、しばらくぶりにピアノ弾いてる姿みたんだけど・・・眼鏡で髪ボサボサ・・・これがピアノ廃人か・・・とある意味衝撃うけた」と、
先日の娘の「黒オーラ」発言に続き、息子より「ピアノ廃人」のレッテルいただきました(爆)。

その後旦那と合流しましたが、
「え?!キミそのカッコで楽器店に・・・・・浅田飴のTシャツでベーゼンドルファーを・・・しかもピアノ廃人で・・・それって営業妨害だろ!!」
(↑そういうアナタこそ、街のど真ん中でゴムぞうり)

この人たちはね、おおげさなんです。
私の弾いてる録画なんか見てもいちいち大騒ぎする。
でも、いつも一緒の仲間に言わせるとこういうことは、「ごくごくフツウの仮装さん」なので、
いったいどんな風だったのだろう・・と想像をたくましくするのは意味のないことです。

今週末にはこの楽器店に、グランドの新作、4のサイズなのに(ということはうちのより一周り小さい、基本家庭用ということなんですが)、1000万を超えるというびっくりな機種がやってくるそうで・・・。
今度はちゃんとしたカッコして試弾に行ってきます~。
・・・・・営業妨害にならないように(殴)。



さわやかな日に

2010年10月18日 13時58分07秒 | 家族・友人等
昨日はなかなかの秋晴れで、あちこちの神社でお祭りが行われていました。

基本的に天気の良い日にうちの中にいるのは好きではないので、娘と散歩に出かけることに。
・・・そういえば・・なんですけど、自分が小さい頃、けっこう父親から夕方散歩に誘われてました。そのころは別に散歩なんか好きでもなかったし、10~20代の頃は、どちらかというと日がまぶしく感じられて、薄暗くなってからやっと外に出る気になってましたけど、このごろは日に当たらないといけないような気がしてなりません(笑)。本能的に骨粗鬆症予防に走っているのか?・・・理由はともあれ、とにかく散歩。


まずはうちからずっと坂を下ったところの神社に行き、そこのお祭りで娘はヨーヨー釣りやら輪投げやらやってました。
小さな神社ですけど、幼稚園とくっついていてなかなか良いところです。
次に坂をずーっとずーっと登って、うちよりさらに上にある神社へ。ここからの眺望はなかなかのもの。
そこへ行く途中、娘のうしろをずっとクダランことを考えつつ歩いてました。だいたい「坂(山?)道を登りながら考える~」ことは知れてます(笑)。
そしたらですね、娘がいきなり「くるっ」と振り返り、
「お母さん、黒いオーラ出しながら後ろついてくるの怖いから、前歩いて!」
というわけです。
・・・・たしかに黒いTシャツ着てましたけどね。
ピアノ弾いてるときに「変なオーラだしてる」みたいなことをひとに言われることありますけど、年端もいかぬ娘にまで「黒オーラ」呼ばわりされ・・・・オワッテます。

クダランことは考えてましたけど、別に黒いことは考えてませんでしたし、秋晴れのなか、さわやかに歩いてましたのに・・・・(泣)。


・・・・・スクリャービンの「黒ミサ」とか弾いてみるか(逃)

おすすめトリオ

2010年10月17日 22時32分24秒 | 室内楽
これ、ヒイキとかなんとかでなくて、ほんとにいいと思ったんですけど、いかがでしょうか。
広島で7月にこのトリオでの初回公演を聴きましたが、それから回を重ねられてさらに素敵になっていることが動画からもうかがえます。

ソティス室内楽シリーズ2010トリオ・コンサート(2010年10月6日栃木県総合文化センタ­­ー)
pf.松本和将・vn.上里はな子・vc.向井航によるメンデルゾーンのピアノ­三­重奏曲第1番Op.49

第1楽章

第2楽章

第3楽章

第4楽章

ショパンコンクールファイナリスト

2010年10月17日 09時26分16秒 | ピアノ
ショパンコンクール3次予選の結果が出ました。
以下の方がファイナリストとなられました。


1 3 Ms Yulianna Avdeeva Russia
2 5 Mr Evgeni Bozhanov Bulgaria
3 9 Mr François Dumont France
4 14 Mr Lukas Geniušas Russia/Lithuania
5 31 Mr Nikolay Khozyainov Russia
6 41 Mr Miroslav Kultyshev Russia
7 72 Mr Daniil Trifonov Russia
8 73 Ms Hélene Tysman France
9 76 Mr Paweł Wakarecy Poland
10 79 Mr Ingolf Wunder Austria