唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

普通の感覚。

2009-11-02 10:12:35 | インポート
 最近、腹の調子が本当に快調で、これが普通の感覚なのかと感じる。
 どうやら、これが本当に治ったということらしい。 

 2.3週間連続で下痢が無い。
 酒を飲んでも、疲れても、腹の調子は快調で便秘なのかと思うくらいである。
  下痢が続いているのは10代後半からだから、20年以上こんな感じを持った事はない。  これが普通の状態だとは知らなかった。 目指していなかった。

 今までは、潰瘍性大腸炎が、どんどん良くなって治ったと思っても、今までより数段良くなったからその時点で治っているの思っているだけだったのだ。

 
 考えてみれば、その繰り返しだった。
 
 劇症時は、1日10回も20回もトイレへ駆け込み、夜も寝られなかった。 だから少し良くなればそれでよくなったと思っていた。 
 
 
 治ったと思って、一時働き出した時も、紙おむつをしていた。
 しかし自分では治っていると思っていた。

 冬場スキーをやり始めた時も、もう治っていると思っていたから始めた、でも、思い起こせばやはりトイレにはよく行っていた。

 最近も、三浦歯科に行って良くなって来た時はもう治ったと思っていたが、それからまだ良くなった。

 その時その時で、治っていると思っていた。 前より良くなっているからそう感じていた。

 三浦歯科で歯の治療をしてボトムが上がったので、最近飲み始めたジェイソンウインターテイー なども効果をだしてくれるのだと思う。

 状態が悪かったら、良い物も中々効果が出なかっただろう。
 いずれにしても、物凄く 効果を感じている。

 人間の感覚は本当に不思議だ。 自分で勝手に基準を決めて、その基準で自分勝手に判断しているのだ。

 自分でどう基準を決めるかで、人生が決まるという事だ。

 深い経験が基準を深くし、その基準に合うように努力していく。
  
 こういうサイクルを身に付け、スパイラル的に向上していけば良いのだ。
 
  
 


清原を見て思う、 気遣いは、各人の感覚。

2009-11-02 09:45:11 | インポート
 
 日本シリーズ第二戦 日ハム * 巨人 をテレビで見ていた。

 最近は、あまり野球に関心が無くTVでも見なくなったが、楽天のクライマックスシリーズが見たくてネットで探して見た流れでシリーズも見てみる。

 昨日の解説は清原、新庄という異色コンビ。
 アナは、スポーツ中継では唯一好きな 三宅アナ。 嫌にならずに見続けられた。

 清原と新庄はいつもにも増して、ハチャメチャな会話。 でもそれが好きだ。 常識がないと思われるかも知れないが、 激しい競争世界に長い事身を置いていた人間はみんなそうだ。  ある種の突き抜けた感覚が出てくる。 小さな常識やくだらないしきたりは一切関係ない、やりたい様にやり、言い様に言う。 普通の人間と感覚が違って当たり前だ。

 その常識はずれの会話の中で、清原のダルビッシュへの気遣いが、気を引いた。 怪我を押してチームの為にだましだまし投げているのは明らかだった。 彼の怪我を気遣い早めの交代を支持し、選手生命生命に関わることの無い様にという意識が強く感じられた。

 高校から鳴り物でプロ入りし、1年目から大活躍、球界を代表する打者になったが、後半は、怪我に悩んだ。  巨人入りした頃から酷くなり、肉体改造など試行錯誤を続けたが裏目に出て、晩年はさらに苦しんだ。

 特に最後の2.3年は膝の手術を繰り返し歩く事もままならない状態で試合に向けて調整していた。  
 大スターだった清原がどん底まで落ち、怪我と戦い続けたことがどれだけ大きな事だったか。 そんな彼の中には、自然と他の選手の怪我を気遣うような感覚が生まれてきたのだと思う。

 新庄が、いけいけな感じで話していたのとは、ちょっと違う感じを受けた。 もちろん新庄も怪我でやめた。 引退まで誰も知らなかった様だが、太腿の肉離れの時にレギュラー落ちするのが嫌でそのまま続けたら大きなこぶ状のしこりになって残ってしまったと言う。
 清原ほど現役に拘らなかった新庄の意識に、怪我の恐怖、心配はあまり残っていないようだ。

 
 
 
 清原の経験からくる怪我への意識が、臆病な優しさになるのではなく、健全な体調管理に働き、今後の彼の野球人生の糧になってくれればいい。そんな感じがした。
 
 

 もちろん、自分も臆病になるのではなく、プラスにする。