唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

内藤、意志の強さ。

2009-12-02 21:15:36 | インポート
 遅れて、内藤、亀田戦のドキュメント番組の方を観てみた。

幼い時いじめにあっていた内藤。 母親にも厳しくされ未だに少し納得できないような感じが見て取れた。
 
 東京へ追い出され、ボクシングを始めた時は激しく反対された。
 しかし、続けた。 電話を切られ、口を聞いてくれないような感じだったそうだ。
 でも、続けてチャンピオンまでになった。 防衛を続け日本で一番有名なボクサーになっていった。

 自分は、親の反対を想像して、続ける事すらしなかった。

 簡単だ。 意思の力が全く違う。

 何となく大学を出て、銀行に就職し、食っていくのに困らないから。 追い込まれ方が違うから意志の強さもない。
 本当に今から考えると情けない。 当時は必死だったのかもしれないが、本当に追い込まれて何とかしなくてはいけない人間とは比べ物にならないくらい甘かった。

 何かで食べていける、などと思っている人間は何でも食っていけない。
 
本当に、必死になってその道で食っていこうという意思がなければ成功はしない。 自分ではわかっていたはずだ、 意志の力が人生を切り開いていく事を。 何度も経験をして来ているはずなのに肝心な時にできなかった。

 
 今はやる気が続かない。 昨日の稽古で疲れたのか、一日マッタリ過ごしてした。

 昔は、嫌でも何でも取り敢えず、突き進んでいた。 極真空手をやめようなどと思ったことはなかった。 痛くても、辛くても、嫌でも取り敢えず稽古に向かった。
   どうしてこうも気持ちが違うのか? 
 
 
 
  当時の 指導員バッチ。 
 <img src="http://www7b.biglobe.ne.jp/~iwasaki--/kyokusin.jpg"> 

 


稽古。

2009-12-02 08:59:07 | インポート
 きのうは、空手の稽古をさせてもらってきた。 道場は相変わらず少年部、一般部ともに多くの参加者がいて活気がある。 地方の分支部で、これだけ活気がある道場は珍しいと思う。

 全日本で活躍する熱心な責任者の下に、黒帯がたくさん育ち充実している。

自分のような過去に黒帯を取ったような人間ではついていくのがちと厳しいくらいだ。
 特に、病気になってからは、筋トレ系のものは厳しい。

しかし、昨日は最初から筋トレ、拳立て、バービー、変則の腹筋、などで身体を暖めた、が、もう一杯一杯のような感じ。

 その後、基本、移動稽古、型、と、一通りやって、一般稽古は終了。

 居残りの選手稽古は、突きに重点を置いた基本的な動きを延々とやった。

足と、手と一体となって打てるように、最近よく言われる、なんばの動き。

武道本来の動きに近づける。 ボクシングジムで教えてもらっているというが、本末転倒になってしまった。  極真には残念ながら、武道を教えられる指導者は皆無だと思う。 スポーツ系の指導者はすぐれた人も居るかも知れないが武道は教えられない。 

  
 大会のルールがそうなのだから、仕方がない。 大会重視で稽古もそのためにやる。 もう武道ではなくなった。 組織が大きくなり、商業性が高くなれば仕方がないことだ。

 そんな中、新しい(本当は古い)技術を学んで、学ばせ行こうという、指導者の方針は本当にすばらしい。 うまく新しいものを吸収して強くなってほしい。

 自分の現役時は、師範の方針で大会は軽視していた。 もちろん大会目指して稽古をし、必死で戦うが、一般稽古のときは、常に顔面を意識していた。
 
 掌手で顔面ありの組手をやっていた。 師範に教わる突きも、蹴りも武道系の動きだった。 深かった。 だからその流れで、自分も武道系の動きをずっと意識してきた。 もちろん今回のなんばも。  今回の試み、すごくいい流れだと思う。

 結構動けた、しかし、動きすぎて身体がきつい。 
 帰って風呂に入り、ビール、食事、 疲れて、コタツで寝てしまった。
そのまま朝を迎えたが、何故かすっきりしている。

 動くとすっきりする、しかし、今後身体に来るのだろう。年齢的に。

 あまり怖がらないで動かした方がいいのか、病気後動き始めてもう1年になるが、未だによくわからない。