スキー初

　かぐらスキー場で滑ってきました。　今シーズン初です。
　

　昨シーズン、もう冬も終わろうとしている2月に突然スキーがしたくなって始めたスキー。

　最初は体力作りのつもりだったが、中々うまくならず　意地になって滑っていた。

　柄にもなくスクールに入って教えてもらい、成り行きでバッジテストまで受けてしまった。　結局2級止まりで終わってしまい、　欲求不満のまま5月まで滑っていた。　

　舞子スキー場のシーズン後半券を買って、ほぼ毎日滑っていた。
　
　朝９時頃から、昼飯の休憩、トイレ休みだけをを挟んで、ナイターが終わる夜８時頃まで滑っている事もあった。

　雪がなくなってからは、雪を求めて別のスキー場に。
　ガーラスキー場で滑っていたら、舞子のパトロールの隊長さんが、覚えていて、声をかけられた。　

　隊長さんは、モーグルの選手だそうで、コブが無茶苦茶うまかった。　選手だから当たり前なのだが、周りで見ている人は本当にメン玉ひん剥いているという感じだった。

　高校（名門都立小石川高校）出てから大学には行かず、自費でＮＺなどにスキー遠征をし、ほとんど独学でやってきたそうだ。
　

　その、隊長さん、２日間、自分と一緒に滑って教えてくれた。　
話を聞くと、あまり上手でもない中年のオヤジが朝から晩まで滑っているのでよく見ていたそうだ。　職業柄、利用客は覚える習性がついている事もあるといっていた。
　
　スクールのイントラなどから教えてくれと言われるが、人には教えない事にしているそうだ。　あまり未熟なので関係なかったのかも知れないが、教えてもらえてよかった。

　その後、お礼に、湯沢で飲んだが、舞子まで帰るので逆に気を使わせてしまった。

　もう、１０年以上前の黄色いウエアーで恥ずかしかったが、誰も知っている人が居ないから関係ないと思っていたが、思わぬところで縁ができた。
　時代遅れの派手なウエアーが隊長の目に入ったようだ。
　
　　
　今シーズン、仕事をしていなかったら、11/21のかぐらのオープンから全開で滑ろうと思っていたが、　雪が降らず、　また、空手の稽古で身体が持たず、今日になった。

　天気もよく、雪質もよく、気持ちよかった。
　自然に感謝。雪に感謝。スキー場に感謝。

　今シーズンは、どこまでやるのか？　　やれんのか？　俺。