唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

足るを知る。 ?

2010-05-14 10:20:21 | インポート
 
 潰瘍性大腸炎になり、医者に言われて一番嫌だった言葉。

 「頑張りすぎちゃいけません。ほどほどにやりましょう。」

 「100パーセントを目指すのはやめて、70?80パーセントを目指しましょう。」

 全く医者は、アホだと思った。  生きることの意味が無いだろう。
何のために生きているんだ。 負ける為か?
 頑張らないように生きる位なら死んだほうがましだろう。
 

 そう思って、現状が嫌で嫌で仕方が無かった。 

 

 しかし、あれから、10数年、 治って健康になった。 
 
   今は、無意識に自分からブレーキを掛けている。 不思議だ。

 無茶をしてる人には、壊れないように祈ってしまう。 それが若い人でも。

 治って、無茶してでも頑張って頑張れるようにないたいと、思っていたのに。

 

 
 無理をするのはよく無い。 自分の能力を超えれば、確実に壊れるから。
 人間の身体は、100パーセントの力を出せないようになっているから、直ぐには壊れないが、 負担が続けば、壊れる。

 
 大切なのは、自分の能力を上げていく。 ちゃんと払うべき時間、費用をはらって。
 この作業をおろそかにして無理に動いても壊れるだけだ。

 

 要は、自分の能力を上げる努力をせずに、上を望んで無茶な事をしていたという事だった。 能力以上のことをすれば、人間は壊れる。 それだけの事だった。

 人生は長い、 しっかりと目標を決めて、 着実にそれに向かって積み上げていける人間が 成長を得る。

 
 大きな勘違いに気が付いて、 一つ勉強になった。
 

 今から、大きな目標を見つけて、スタートするしかない。
 
  多少遅れたが、気がつけて良かった。

 自分にとっては、これが一番の早道だったのだろう。