潰瘍性大腸炎になり、医者に言われて一番嫌だった言葉。
「頑張りすぎちゃいけません。ほどほどにやりましょう。」
「100パーセントを目指すのはやめて、70?80パーセントを目指しましょう。」
全く医者は、アホだと思った。 生きることの意味が無いだろう。
何のために生きているんだ。 負ける為か?
頑張らないように生きる位なら死んだほうがましだろう。
そう思って、現状が嫌で嫌で仕方が無かった。
しかし、あれから、10数年、 治って健康になった。
今は、無意識に自分からブレーキを掛けている。 不思議だ。
無茶をしてる人には、壊れないように祈ってしまう。 それが若い人でも。
治って、無茶してでも頑張って頑張れるようにないたいと、思っていたのに。
無理をするのはよく無い。 自分の能力を超えれば、確実に壊れるから。
人間の身体は、100パーセントの力を出せないようになっているから、直ぐには壊れないが、 負担が続けば、壊れる。
大切なのは、自分の能力を上げていく。 ちゃんと払うべき時間、費用をはらって。
この作業をおろそかにして無理に動いても壊れるだけだ。
要は、自分の能力を上げる努力をせずに、上を望んで無茶な事をしていたという事だった。 能力以上のことをすれば、人間は壊れる。 それだけの事だった。
人生は長い、 しっかりと目標を決めて、 着実にそれに向かって積み上げていける人間が 成長を得る。
大きな勘違いに気が付いて、 一つ勉強になった。
今から、大きな目標を見つけて、スタートするしかない。
多少遅れたが、気がつけて良かった。
自分にとっては、これが一番の早道だったのだろう。