唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

笑顔とは。

2010-06-10 10:56:17 | インポート
 腹を造り、気の通った 人間(気が利き、直ぐに行動でき、物怖じせず、明るい人間) になるために、 武道の稽古をし、

 日常生活でも、気の通った 武人になる。 これが武道の意味。

 しかし、達人になれば、 大声を出す事も、激しい稽古も必要ない。 常に自分を気の通った状態に保てる。 
 凡人は、稽古をし、元気よく挨拶をして自分を気の通った人間へと導く。

 稽古は、気の通った状態を作り出しやすくする為の手段。

笑顔の時は、免疫力が上がり、体が気持ち良い状態になる。
最近は高校球児も意識的に笑顔を作ってプレーする。
笑顔が、積極意的ないい精神状態を作ってくれるから、 無理にでも笑顔を作る。

 精神が鍛錬され来ると、顔は笑って無くても、心だけ笑顔の精神状態が作れるようになる。

 これが、出来ないから、意図的に笑って、訓練する。

 大人になれば、日常生活で、いつも笑っているわけには行かない、 それでも心は笑っている状態を作れなくてはいけない。

 それが、中々出来ないから、 意図的に 笑う。 ぎこちなくても笑う。

そうするうちに、 顔に関係なく、心だけ笑っている事が出来るようになる。 

目指すところはここだと思う。

 何時までも作り笑顔を続ける政治家やマナー講師を見ると違和感を感じる。
 また、そう言う笑顔を受け入れる側の感覚にも違和感を覚える。

大切なのは、心が笑っているか、死んでいるかだと思う。

 そこへ行く為の作り笑顔を勘違いしてはいけない。