唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

新潟県民気質。

2010-08-28 11:35:28 | インポート
 佐渡汽船の船がお盆の時期に故障し乗客にかなり混乱が出た。

公共性の高い交通機関で佐渡へ渡る唯一の交通機関だから批判が出るのは当然だと思うが、 それにしても、周りの反応が冷たすぎる。

 何と、市長が佐渡汽船の社長を呼びつけて厳重注意するわ、 マスコミは危機管理が出来ていないと つるし上げるわ、 乗客は非難するわ、 総叩きにあっている。

 しかし、佐渡汽船は業績不振で、廃業も考えられるような民間会社である。
代替用の船を持つような余裕は無いだろうし、普段使っているニ隻のうち 一隻が故障すればどうにもならないのは仕方の無い事ではないのか?

 それを、どうしろと言うのか訳がわからない。

 船が故障しているのに、どうやって運行しろと言うのか?

 お金が無くて立ち行かない会社に、予備の船を用意しておいて、公共交通としての責任を果たせと言ってもどうにもならないだろう。

 佐渡市長は、どんな権利があって、1民間会社に義務を果たせと詰め寄るのか?   市長がそんなとこも判らないのだ。

 
以前は、大和デパートの撤退問題で、 新潟市長と長岡市長が 相談も無く勝手に撤退するのは許せないと、言っていた。

 民間会社は何年もの間採算が合わなければ店を閉めるのが当然では無いのか?

中心市街地に魅力が無くなりお客が呼べなくなったのに、何の対策も出来ない役所の責任はどう考えるのか、 発言が全く理解が出来ない。

こちらにも違和感を覚えたが、 新潟県民の意識は、ちとおかしい。

 役所が民間に命令できるとでも思っているようだ。