唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

アマゾンが素晴らしい件。

2015-08-18 19:08:42 | インポート
 アマゾンで間違って購入した物を返品する。
 
ネットで簡単に手続きが出来て、JPが集配に来てくれる。
 素晴らしい。
 
 
暫くすると、メールが来て、買値から送料分を引き、更に開封、使用済みで半額引かれた入金額の連絡が入る。
 
 送料は納得済みだが、使用済み半額は知らなかった、しかも使用済みでは無い、未開封なので、連絡を入れる。
 
なんとネット上から「すぐに電話する」をクリックすると顧客あてに電話がかかるシステムなのだ。 素晴らしい。
 
 電話がかかって来て、事情を話すと、確認してくれて、
「返品の品は未開封ですね。値引きはいたしません。 間違って購入したされた事も確認できましたので、送料も返金します。」との事で、 何とも素晴らしすぎます。
 
 
 対応があまりに顧客志向で素晴らしすぎますが、、
アマゾンはつい最近まで赤字、心配するのは、顧客がサービスに慣れてしまい更なるわがままを言いださないかという事。
 電話で、すかさず「送料は引いてください。」と言えなかった事を反省。
 
 企業を生かすも殺すも顧客次第です。顧客が試されます。
 
 


お盆。 亡父2年目。

2015-08-16 14:44:40 | 

今更ながら。。。

親父に教育されて、自分の人生を歩んで来れなかった。

 怒られ、怒鳴られ、殴られ、無言の圧力をかけられ、、親父の意に沿う生き方をして、親父が納得するような人生の選択をして来た。 
 いつも監視されているようで手を抜けない。
 結果を出さないと怒られる。
 失敗すると責められる。        そういうプレッシャーの中で生きていた。

 俺が選択していた人生だったが、いつも親父の影響を受けて生きたいようには生きてなかった。

しかし、親父の制約なしで俺の人生は成立しなかっただろう。 し
  自由気ままにやっていたら、俺の歩んできた人生は経験できなかった。

 自分のような緩い人間には、ある程度の強制力が必要だったのだろう。
ほとんど何も考えず、辛かろうが、きつかろうが、それすらも感じることなく馬車馬のごとく走っていた。
  それで良かったのだが、勝手に不満を募らせた。
  できることの積み重ねが大切なのに、高望みをしていた。
(今更ながら。。。親の力)
  
 
  親父の晩年、奇跡的に会話ができるまでに関係は戻ったが、
    憎しみを刻み過ぎて許せなくなっていた自分と、 頑固で非を認めずに謝らない親父。
  最後まで心許せる事はなく。 腹を割って酒を酌み交わす事もなく、逝った。

冷静になれていれば、もう少し違った形でお互いが良い人生を経験できたのにと思うが、
   これが、俺と親父の関係だったのでしょう。 未熟な人間が人生を未熟にしてしまった。

どういう腹づもりで、何を意図して俺と接して来たのかわからないが。 親には悪気はなかったのかもしれない。 ただ、息子に批難されれば面白くもなく全否定に走ったのかもしれない。 本能的に自己を守ったのかもしれない。  追い込んだのは俺だから、作用反作用で引き金の責任は自分にある。
 
親不孝に勝る犯罪無し。 
 山岡鉄舟も親不孝は語るにも及ばないとしている。
 
 そもそも、親を批判する? 思い上がり以外の何ものでもなかった。
最低だったのは俺。   後悔しないと決めていたので後悔はないが、今更ながら。。。。
 
 
人に愚痴を言ったり、物事を相談したりしない父が、
  俺に愚痴をこぼす。 悩みがあると話をする。  頼みごとをする。   勝手に俺の資産を使う。

 子供の立場で嫌っていたから、こちらの気持ちも知らないでと、怒りが先に来ていたが、 
    もしかしたら、、頼りたかったのかもしれない。。
       (病気で長い間社会から遠ざかっていたのに。)

 くだらない事に拘って子供のままでいたからそんな事にも気づかずに、大人の関係に成れなかったのかもしれない。
 

 実家に帰り早々に墓参りだけを済ませ帰ろうとする自分に、こちらがどれだけ嫌がっても、いいから寄って行けと何度も何度も寄って来た。。。。。。これが最後となった。 



 




噂 話。

2015-08-15 10:33:02 | 間質性肺炎


俺のベットにヘルパーさんが良く立ち寄る。
 一休みなのだが、結構深い話をしていく。。。のはいいが、身内でない俺にみんな色々しゃべるので「モノシリさん」状態。
 
 そんなに俺を信用していいのかい?
 
何かあった時、「あなたはどっちの味方?」などと言われた場合の対応が頭をよぎる。
 無意識に、リーマン時代に身についたのであろうリスク管理。
  
 どこの職場もおなじです。
 人間関係が一番大事です。
 
 患者さんとのやり取りを見ていても、感じることは、反発されたり嫌われるには理由があるという事。 相手に原因を押し付ければ悪くなるばかり。
 




泥中の蓮の花。

2015-08-15 10:28:25 | 間質性肺炎
毎日毎日単調な日が続く、
  どうしてこういう病院に入院しているのだろう。
  
潰瘍性大腸炎。 
  まあ、長年の膿が出た。
 
医者や薬に頼らず、10年かけて治りかけて来た頃に、
劇症心筋炎。
  一命を取り止め、強運、奇跡と言われるが、心臓に障害が残り普通の生活は難しくなる。 
 
 
 普通はそこで止まるだろうに、予後の薬で薬剤性の間質性肺炎。
 
毎日酸欠で少しずつ全く動けなくなる。 酸素を吸ってトイレへゆっくり行くのがやっととなり、
 ベット上での安静が必要で入院、そして今の病院へ転院。 
  
とどまる事を知らない、次から次へやってくるQOL(生活レベル)の低下。
長年かけて身に着けた俺の強みがどんどん削られる。
 
 
長年の歪は解るのだが、、、、、、
因果解消の為なのか、泥中の蓮の花の修行なのか。
 
 
捉え方はいろいろで、意味付けや理由付けは自分で勝手にできる。
  だが、極めるのは自分自身。  結果は自分では決められない。
  大切なのは、できる努力をしおかれた環境を生かすこと、
   そして、多くを学ぶこと。
 
       

  
  


神は楽しむことを喜ぶ。

2015-08-09 07:05:24 | 

 有名な若手俳優のインタビューを聞いていると、
 「俳優になりたての頃は、実力が無くて恥ずかしかった。この世界で食っていけないと思っていた。」と、言っていた。
 危機感から相当な努力をしたのでしょう。 高倉健も同じような事をいっていた。成功した人は、ほとんど同じ事をいう。

 自分も銀行員として人生を歩みだしてすぐにふがいない時代があった。 毎日毎日罵声を浴び、業後9時、10時からは居酒屋で説教されるという日が続いた。 酒もつまみも手をつけず、延々2時間罵声を浴び続ける。 情けなさが俺の心を覆い、いまのままではこの世界で確実に食っていけないとおもった。
周りはガキの頃から受験勉強をして難関を突破して来たような人間ばかり、そんな連中が目的の会社就職をして、それでも1年目で500人中100人が辞めていくような環境だから俺のような運動ばかりしてきた人間がはじかれるのは当然だった。  でも、
お先真っ暗、どうしようもない現実の中で、 追い込まれて、自分も相当な努力をした。
今までの人生で経験したことのない世界で何をしたらいいかも解らない中、できる努力を必死に続けた。

 何が良かったかはわからなかったが努力が成果をあげ始めた、。数字が上がるようになり、徐々に周りから評価されるようにもなった。 
昇進も遅れた事は無かったのだから順調だったと言っていいと思う。  
 しかし、銀行員としては順調でも俺全体としては順調ではなかった。
だから結果的に破綻した。 一山も二山も乗り越えて落ち着いて来れば来るほど心はむなしくなり努力の意味も感じなくなり、うれしい事が無くなっていく。 酒だけは毎日浴びるように飲んで連れ立ってはしごして歩いていた。 典型的な自暴自棄か。
 
  

 当時は、好きな事を努力するのは簡単だ、嫌いな事を我慢して努力する方が大変だし「偉い」などと思っていたが、実はそうではない。

神様は楽しむ事を喜ぶ、などともいわれるが、楽しんでいるかどうか大切なのだ。
「脳は3層構造」で、最下層は爬虫類脳、本能的に好き嫌いを判断する。
いくら給料が良くても、職場の環境が良くても、順調に昇進しても、本能的に楽しくなければ良しとしないのだ。 脳がバラバラでは気持ちよく働かないのだ。
 そういう状態が長く続けば破綻する。 
今更ながら、自分の鈍感さと生き方の間違いがよくわかる。 いつかどこかで何か間違ったものがインプットされていた。 

  でも、インプットされた通りに動く優秀な脳を自分は持っている事は確実に言える。 
それで、十分です。 有難うございます。