わら布団、むしろ(筵)、ぞうり(草鞋)、みの(蓑)、わら靴、たたみ(畳)、なわ(縄)、屋根、わらづと(藁苞:納豆の包み等に用いる)、麦わら帽子、わら餅、わら半紙、たわら(俵)・・・。しめなわ(注連縄)、わら人形…。燃料、肥料・飼料、堆肥…。
何?何なんだって?今さらながら、「わら」が日本人の暮らしになくてはならない物だったということをしみじみ感じていました。
いろいろ挙げましたが、殆どが過去のもの。現代の「わら」の活躍部分は…家畜の飼料。肉牛に「わら」を与えると、美味しいからよく食べる。よく食べるからよく太る。わらを与えると、肉が「しもふり」になるという話も(←この話、新聞にも出ていましたが…マジスカねえ?)。よって、畜産農家は出荷が近い肉牛に、「わら」を与えたがる。
その「わら」が、暫定許容値を超える放射性セシウムを含んでいた。汚染された「わら」は、福島県と宮城県の農家から各地に出荷されていた。福島県、山形県、新潟県で、このわらを食べて汚染されたと疑われる牛が出荷されていた。
汚染度合いは、「食べても健康への影響は考えにくい程度」だという。だったら、暫定許容値も基準値も、ヘチマも設定しなくていいだろうがぁ!「食べたら絶対に命の危険がある値」…これを設定したらいいのに。
日本人の命を育み、文化を形成してきた「わら」への信頼は…地に落ちました。どうしてこういうことになったの?農水省は原発事故後も稲わらの流通については何の規制もしていなかった。屋外のわらに放射性物質が付着することぐらい、学のない私にでも解る。秀才の巣窟である農水省が分からないはずがない。分からなかったのではなく、「どってことないだろう」と、高を括っただけのはなし。…頭がいい人のやることって、こんなもんです。
わらを出荷した農家や、購入した畜産農家を責められないが、「放射性物質になんらの警戒もしなかった」…うーっ、やはり責められないですよね…。
「わ~らぁにぃまみれてよーぉ~育てた栗毛…」…セシウムのわらでは、栗毛は育ちません。よって、三橋三智也さんもヒット曲を出せなかった。
「わらしべ長者」…わらしべが汚染されていたら長者にはなれなかったでしょう。
「わらべ」…わらべ(童)は「こども」のことだから、「わら」とは関係ないべ!だって?「わらべ(わらんべの省略形)」は、瑞穂の国に不可欠な「わら」から、国の宝である「こども」を「わらんべ」と呼ぶようになった。「その話はいいんじゃない!どの書物に載ってるんだ。出典を示してよ!」だって?書物には載ってないんじゃないかなあ。たった今、私が考えたんだから。
「わら」は大切にしなければなりません。瑞穂の国ではない英語圏でも、お産のために床につくことを、「イン・ザ・ストロー」といいます。新しい生命をこの世に迎えるのは、「わら」なのです。シェイクスピアの英語を、よくも引っ張り出したなって?人間が古いもので…。
現代の日本は、安全な「わら」を沢山ほしい。しかし、BUT!コンバインの場合、カッターが標準装備で、脱穀作業が済んだわらを細断処理する。つまり、わらは…な、ない。
もっとも、カウントドロッパを装備すれば解決しますがね。いずれにしろ、わら不足は否めない事実。
大震災から4か月半、「わら」がキーワードになっております。風桶で言うと、「原発事故でカウントドロッパ屋が儲かる」。これから先、なに屋が儲かるか…。
何?何なんだって?今さらながら、「わら」が日本人の暮らしになくてはならない物だったということをしみじみ感じていました。
いろいろ挙げましたが、殆どが過去のもの。現代の「わら」の活躍部分は…家畜の飼料。肉牛に「わら」を与えると、美味しいからよく食べる。よく食べるからよく太る。わらを与えると、肉が「しもふり」になるという話も(←この話、新聞にも出ていましたが…マジスカねえ?)。よって、畜産農家は出荷が近い肉牛に、「わら」を与えたがる。
その「わら」が、暫定許容値を超える放射性セシウムを含んでいた。汚染された「わら」は、福島県と宮城県の農家から各地に出荷されていた。福島県、山形県、新潟県で、このわらを食べて汚染されたと疑われる牛が出荷されていた。
汚染度合いは、「食べても健康への影響は考えにくい程度」だという。だったら、暫定許容値も基準値も、ヘチマも設定しなくていいだろうがぁ!「食べたら絶対に命の危険がある値」…これを設定したらいいのに。
日本人の命を育み、文化を形成してきた「わら」への信頼は…地に落ちました。どうしてこういうことになったの?農水省は原発事故後も稲わらの流通については何の規制もしていなかった。屋外のわらに放射性物質が付着することぐらい、学のない私にでも解る。秀才の巣窟である農水省が分からないはずがない。分からなかったのではなく、「どってことないだろう」と、高を括っただけのはなし。…頭がいい人のやることって、こんなもんです。
わらを出荷した農家や、購入した畜産農家を責められないが、「放射性物質になんらの警戒もしなかった」…うーっ、やはり責められないですよね…。
「わ~らぁにぃまみれてよーぉ~育てた栗毛…」…セシウムのわらでは、栗毛は育ちません。よって、三橋三智也さんもヒット曲を出せなかった。
「わらしべ長者」…わらしべが汚染されていたら長者にはなれなかったでしょう。
「わらべ」…わらべ(童)は「こども」のことだから、「わら」とは関係ないべ!だって?「わらべ(わらんべの省略形)」は、瑞穂の国に不可欠な「わら」から、国の宝である「こども」を「わらんべ」と呼ぶようになった。「その話はいいんじゃない!どの書物に載ってるんだ。出典を示してよ!」だって?書物には載ってないんじゃないかなあ。たった今、私が考えたんだから。
「わら」は大切にしなければなりません。瑞穂の国ではない英語圏でも、お産のために床につくことを、「イン・ザ・ストロー」といいます。新しい生命をこの世に迎えるのは、「わら」なのです。シェイクスピアの英語を、よくも引っ張り出したなって?人間が古いもので…。
現代の日本は、安全な「わら」を沢山ほしい。しかし、BUT!コンバインの場合、カッターが標準装備で、脱穀作業が済んだわらを細断処理する。つまり、わらは…な、ない。
もっとも、カウントドロッパを装備すれば解決しますがね。いずれにしろ、わら不足は否めない事実。
大震災から4か月半、「わら」がキーワードになっております。風桶で言うと、「原発事故でカウントドロッパ屋が儲かる」。これから先、なに屋が儲かるか…。