アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

結婚更新制度により離婚手続きの面倒が無くなります…

2012年05月06日 | Weblog
TBSのスペシャル番組 「金スペ!」で放映された「仰天報告!”ザ・熟年離婚”私がダンナと別れた本当の理由ベスト100」を特別編集した本が出ています。それによりますと、熟年離婚の理由のベストテン(ワーストテン?)は…
 10位「夫以外に好きな人ができた」…とんでもない妻だ!
 9位「会話がない」…お互いに会話の努力をしなけりゃ!
 8位「夫の親の介護への不満」…義理とはいえ、親なんだから頑張って欲しい!
 7位「借金」…これは、離婚を許します。借金する輩に返済能力など無いから。
 6位「夫の暴力」…これも、離婚OK!即座に離婚しなさい!
 5位「酒癖が悪い」…OK、OK、離婚OK!
 4位「夫の浮気」…とんでもない夫だ。
 3位「甲斐性がない」…結婚前に見抜けなかったのか?
 2位「暴言」…なぜそんな男と結婚したのよぉ?
 1位「夫が家事を手伝わない」…これが、第1位というのがよくわからん?

 このベストテンから、熟年離婚にならない秘訣は…
 1 浮気・借金・暴力・暴言・飲酒をしない。
 2 会話と家事に励む
 これで、熟年離婚は起こりません。それにしても、高齢化社会ということも関係あるのか、熟年が元気。なぜ元気だと言えるかって?離婚には大変な労力を必要としますから。それが出来るのだから元気ですよ!慰謝料、財産分与、養育費…私など、考えただけでも息切れしてしまいます。やれ調停だ、やれ裁判だ…お金と、時間と、エネルギーが必要。
 調停に引っ張り出される時間が出来るのは、定年後。つまり熟年になると離婚手続きに奔走する時間も出来る?

 新聞の死亡広告に、昔の同僚の名前を見つけました。
 その、もと同僚と、行方不明になった人の捜索に一緒に行きまして…見つけてしまいました。神社へ寄って「お祓い」をしてもらってから帰宅しましたよ…。そういうショッキングな思い出を共有していた元同僚の私生活が…風変わりでした。

 結婚→離婚→奥さんは別の男と再婚→再婚したもと奥さん夫婦と、契約締結(契約内容の詳細は不明)→もと奥さん夫婦に新築の一軒家を買い与えた(契約にあったか?)→もと奥さんの夫が死去(これは、契約には無かったでしょう!)→もと奥さんと同居を始める(これも契約か?)→そして自分が仏様に。…風変わりでしょう!

 これが風変わりでは済まされない状況に世の中がなってきています。昔の同僚は、風変わりなのではなく、時代の最先端のさらに先端を行っていた…のかもしれません。
 どういうことかと申しますと…話はメキシコへ飛びます。
 メキシコ市では離婚手続きにかかる面倒を省くために「期限を定めた一時的な結婚の許可」を認める法案が提出されたというのです。いわば、結婚更新制。
 「期限付き結婚」の最短期間は2年。その後、2人が幸せであれば延長することが可能だが、うまくいかなければ、自動的に離婚になる。自動的にというのは便利というか、簡単でいいですねえ!日本も取り入れる方向に向かっているんじゃないのかなあ。熟年離婚理由の本が、入手困難なほど売れているわけですから。

 この結婚更新制、もと同僚の「契約」と似ているような…。もと同僚のほうが悠に上を行っていますけどね。