「♪ああああ~長崎は今日も雨だったぁ」長崎は、雨が多いんですねえ。
「♩はははは~春樹さんは今回もダメだったぁ」毎年心待ちにしているのですがねえ。
ノーベル文学賞のことなのですがね。2024年のノーベル文学賞は、韓国の韓江さん(53歳 アジア人初の女性ノーベル文学賞受賞者に!)でした。
2006年から有力候補に挙がり続けてきた村上春樹さん(もう75歳です…)は、またまた受賞を逃しました。 日本人の受賞者は1968年の川端康成さん、1994年の大江健三郎さんの2人。
「♩はははは~春樹さんは今回もダメだったぁ」毎年心待ちにしているのですがねえ。
ノーベル文学賞のことなのですがね。2024年のノーベル文学賞は、韓国の韓江さん(53歳 アジア人初の女性ノーベル文学賞受賞者に!)でした。
2006年から有力候補に挙がり続けてきた村上春樹さん(もう75歳です…)は、またまた受賞を逃しました。 日本人の受賞者は1968年の川端康成さん、1994年の大江健三郎さんの2人。
オホーツク海側に、中頓別町、浜頓別町という「頓別(とんべつ)」が付く地域が三つあります。
小頓別(中頓別町)、上頓別(中頓別町)、下頓別(浜頓別町)…うーん!頓別シリーズ!
作家の村上春樹さんは、「とんべつ」という名の響きが好きらしい。とりわけ、「中頓別」がお気に入りの御様子。
村上春樹さんが「文芸春秋」で発表した短編小説に、「ドライブ・マイ・カー」があります。
北海道中頓別町出身の女性が登場します。この女性が火のついたタバコを車の窓から捨てる場面がありまして…。
主人公は、
「(火のついたタバコを車の窓から捨てる行為は)たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」
と、思うのでした。
きちんと読めば、「中頓別町民のマナーが悪い」とはならないことが分かるのですが、斜め読みでは、中頓別町民の悪口ととらえられてしまいます。
それで、中頓別町の町議会議員さんたちは、
「中頓別町は、タバコのポイ捨てが多いという誤解や偏見を生む」
と、受けとめました。それで、議員有志による、文藝春秋への質問状の送付となりました。
ちょっぴり笑えたのは、SNSで中頓別町に抗議が殺到したこと。村上春樹さんへではなく、中頓別町への抗議です。
質問状を送った(6人のうちの)一人の町議のブログへは…
「無知な田舎者めが!」
「思想、信条、表現の自由。憲法から勉強しなおせ!」
など、など…炎上したんだと。
中頓別町も町議さんたちも、
「なんで、自分たちが責められるんだべか?」
と、びっくりしたことでしょう。
この一件、まずは村上さんのクレジットでしょうか。
「住んでおられる人々を不快な気持ちにさせたとしたら、それは僕にとってまことに心苦しいことであり、残念なことです」 表現の自由がどうのこうのとは一切言わない。「単行本にするときには別の名前(中頓別町ではなく)に変えたい」とも。
では、中頓別町議会議員は惨敗か?惨敗どころか、大健闘ですね。どうして大健闘かって?
この文藝春秋への質問状事件がなければ、北緯45度の「中頓別町」の名が、全国に轟くことはなかった。これからは、観光客、野次馬、ミーハーがわんさか訪れますよ。手紙一通で、大きな経済効果をもたらす…。町議さんたち、「まぐれ」かも知れませんが、凄い手腕です。アハハ。
小頓別(中頓別町)、上頓別(中頓別町)、下頓別(浜頓別町)…うーん!頓別シリーズ!
作家の村上春樹さんは、「とんべつ」という名の響きが好きらしい。とりわけ、「中頓別」がお気に入りの御様子。
村上春樹さんが「文芸春秋」で発表した短編小説に、「ドライブ・マイ・カー」があります。
北海道中頓別町出身の女性が登場します。この女性が火のついたタバコを車の窓から捨てる場面がありまして…。
主人公は、
「(火のついたタバコを車の窓から捨てる行為は)たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」
と、思うのでした。
きちんと読めば、「中頓別町民のマナーが悪い」とはならないことが分かるのですが、斜め読みでは、中頓別町民の悪口ととらえられてしまいます。
それで、中頓別町の町議会議員さんたちは、
「中頓別町は、タバコのポイ捨てが多いという誤解や偏見を生む」
と、受けとめました。それで、議員有志による、文藝春秋への質問状の送付となりました。
ちょっぴり笑えたのは、SNSで中頓別町に抗議が殺到したこと。村上春樹さんへではなく、中頓別町への抗議です。
質問状を送った(6人のうちの)一人の町議のブログへは…
「無知な田舎者めが!」
「思想、信条、表現の自由。憲法から勉強しなおせ!」
など、など…炎上したんだと。
中頓別町も町議さんたちも、
「なんで、自分たちが責められるんだべか?」
と、びっくりしたことでしょう。
この一件、まずは村上さんのクレジットでしょうか。
「住んでおられる人々を不快な気持ちにさせたとしたら、それは僕にとってまことに心苦しいことであり、残念なことです」 表現の自由がどうのこうのとは一切言わない。「単行本にするときには別の名前(中頓別町ではなく)に変えたい」とも。
では、中頓別町議会議員は惨敗か?惨敗どころか、大健闘ですね。どうして大健闘かって?
この文藝春秋への質問状事件がなければ、北緯45度の「中頓別町」の名が、全国に轟くことはなかった。これからは、観光客、野次馬、ミーハーがわんさか訪れますよ。手紙一通で、大きな経済効果をもたらす…。町議さんたち、「まぐれ」かも知れませんが、凄い手腕です。アハハ。
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