アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

丘の上の子って…学校へは?

2017年11月07日 | Weblog
 トゥラコットという丘が、ポカラ市内から20kmほどのところにありまして…これでもか、これでも白状しないかっ!という拷問のような道を上ってゆく。ネパールお定まりの九十九折りの道。谷川に落ちると、発見されるまでに数日を要し、生存の確率は30%というところか。そんな所にも人々の営みがある。集落を作る平坦なところがないので、道すがら点々と個人の家がある。その家には、決まって子供たちがおり、洗濯物が外に干してある。ポカラ市内を見ずに生涯を終える人もいるでしょう。
 どーも分からんことがあります。いいですかぁ、一日の生活費が1ドルという世界の最貧国に比肩する人たちが、なぜ「スマホ」を持っている?スマホを維持する経済力がない(早い話が、高くて買えない)私ども夫婦としては、「???」。
 「えっ!アンティークマンは、そんなに貧乏なのか」って?そ、そりゃあ、買おうと思ったら日本郵政株を売り払えば、買えないこともないけどね。200万円をドブに捨てたくないんだよね。現在200万円ほどマイナス。ほかは、全てプラス。中には、買って1か月で250円も値上がりしたものも!ジャスダックですけどね。 閑話休題。携帯電話はもっているけど、時々カミサンと話す程度。あまり必要を感じない…。カミサン以外から電話がかかってくることは、まずないっ。友達がいないから。

 トゥラコットに暮らす子どもたちは、学校へどうやって行くのかって?行くとしたら、徒歩か、駆け足か、ほふく前進でしょう。竹馬という手もありかな。
 ネパールは、去年の6月末から義務教育制度にしたようです。がぁ、学校へ行くも行かないも自由の時代が尾を引いている様子。トゥラコットなら、10kmも歩かなくても学校はある。だけど、サガルマータ(エベレスト)街道の方で暮らす子らに学校へ行けというのは無理でしょう。
 ネパールの年齢別人口構成を見ると、「0歳~14歳が、38%をしめる」。子どもが多いはず。65歳以上は、3.8%。で、平均年齢は、20.7歳。(男性:20.5歳 女性:20.8歳)。平均寿命ですかぁ、70歳です。