アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

甲子園…そ、それはないっ!

2018年08月06日 | Weblog
 8月6日の第四試合、佐久長聖高校VS旭川大学高校。8回表、佐久長聖の攻撃。佐久長聖は、「2対3」で負けていた。2アウトになり、レフトへ打球が飛んだ。旭川大学高校のレフトが捕球したかに見えたが、審判が、「セーフ」を宣告。つまり、ヒット。「3アウト、チェンジ」ではなくなった。その後、佐久長聖が2点を挙げ、「4対3」と、逆転した。
 旭川大学高校は、9回裏に同点に追いついて延長戦に。
 延長戦でも両校譲らずに延長12回が終了。甲子園では史上初となるタイブレークに突入した。延長14回で、佐久長聖が「5対4」で勝利。

 だからなんなんだって?8回の表なんです。佐久長聖は、「2対3」で負けていた。2アウトになって、レフトへフライが上がった。旭川大学高校のレフト(持丸君)は、「キャッチ」をアピール。ところが審判が、「セーフ」を宣告したんですが、ビデオで観ると「完全に捕球していた」のです。テレビで実況のアナウンサーもビデオ再生を観て、、「捕球してますねえ、(実況アナが決めつけはまずいと思って言い直した)捕球しているように見えます」。解説者は、「本当はアウトなのに、審判がセーフにしましたねえ。長野判定でしょうかねえ」などと、NHKのテレビで言ってはならないと思ってか、「・・・・・」。審判のミスについては、無言を貫いた。
 アナウンサーは憤っていたのか、「持丸君(レフト)が気の毒と思ったらしく」、再三、「持丸君」を持ち出していた。

 甲子園、リクエスト制度がないんですねえ。ビデオでは、誰が観ても、「アウト」なのに、審判の判断で、「セーフ」にされてしまう。
 試合の結果はどうなったか分かりませんが、8回終了で「2対3で佐久長聖がビハインド」と、「4対3で佐久長聖が逆転」。審判のミスジャッジで、後者になってしまいました。天と地の差。勝利と敗退の差です。
 結局、延長14回で、旭川大学高校が、「4対5」で敗退。
 これ、ひどいわっ!これはないっ!甲子園って、アウトをセーフにして、「正しい子達」を、泣かせる場なのか?
 リプレイ検証の制度さえあれば、旭川大学高校が勝っていた。