還暦パパ 還暦の主張「父の日にあたって」下
父の日1週間前倒しの長男は、「尊敬してるよ、柔道も腕相撲も強いから」と、父親(つまり私、還暦パパ)を評したことがあった。
腕力が尊敬の理由という・・・。その長男、昨日(本当の父の日)の午前に電話をくれました。「プレゼント届いた?」何か送ってくれたらしい。「楽しみにしててね」「ありがとう。楽しみだなあ」
さて、2人の息子がいるが、還暦のオヤジに適わないほどひ弱かというとそうではない。長男は、平成15年に、シカゴのキッズクラブでボランティアで柔道を教える傍ら、(米国内の)大会にも出場し数回の優勝を経験している。二男は、身長183センチメートル、体重75kg。堂々たる体躯。バスケットボールをしていたが、柔道経験もある。いつも私から、「乱取りやるか?」と水を向ける。二人とも今度こそ勝てるだろうと応じてくる。しかし、(4年前までは)私に分があった。病人となり還暦を迎えた今は、当然息子達の方が強いでしょう。
父性の復権とは、子どもと力の勝負をすることと考えます。子どもは、父親に、「強さ」を求めていると思います。もっとも、強さと言っても腕力だけの話ではないので、実際に組み合う必要はありません。心身の強さです。父親が自分より強いと感じたときは、そのまま畏敬になり、父親を越えたと感じたとき、尊敬の念(いつくしみ。おもいやり。なさけ。仁愛の心)を抱くのではないでしょうか。男の子でも女の子でも同じことが言えると思います。
日本語の、「強さ・強い」は、英語では、strong, powerful,heavy, passionate, living, tough, muscular, tenacious …腕力から精神力まで網羅されている。こういうところが英語の凄いところです。父親に求められる強さは、これら英単語の全てとするのが具体的です。
伝統的な母性は、脈々と息づいていると思っていたが、日本の母性も風前の灯火となっている。子どもがじゃまな母親、育児が面倒な母親…事件になっているのはほんの一角でしょう。娘を、川へ突き落とした母親の時もショックだったが…子どもを家に閉じこめて餓死させた母親のときは、「人間がそのようなことを出来るのか!」とやりきれなかった。弟(1歳だったか)の死体の傍らで、生ゴミを食べて生き延びていた兄(3歳)が、1か月ぶりに(もう2人とも死んでるだろうと)帰宅してきた鬼母に、「お母さん遅いよ」と力なく言ったという。子どもにとってどんな母でも、絶対的に安心できる存在なのですねえ。
殺そうとはしないまでも、赤ん坊の離乳期に、食事を一日二回にする若い母親が増えているという。母親自身は、朝食を摂る習慣がなく、朝は寝ていたい。(夫は、自分で勝手に起きて仕事へ行く…若い夫婦では、このような家庭が結構多いのだそう)赤ん坊が起きないように静かにして寝かせておいて、自分も朝寝。昼食時にようやくブレックファストというかランチというか・・・赤ん坊のうちから朝食抜き。この習慣は、小学校へ行っても、中学校へ行っても続くのだろう。数年前から「早寝早起き朝御飯」という運動が展開されている。それって誰の役目!親でしょう!親のツケまで学校へ持ち込まれては、学校もたまらないでしょうよ。
生後数か月で保育所に預ける(預けなければならない?)。自分の仕事が休みの時は、原則、保育所に預けてはいけないのに、パチンコへ行かなければならないのでウソの理由を付けて保育所へ預ける。共働きで保育料が高いので、少しでも長く預けようと、両親とも休日でも保育所へ預ける。ここで見逃せないは、それらのツケが、何倍にもなって跳ね返ってくるということです。その跳ね返りは、親だけでなく、社会へも大きな影響を及ぼすのです。不登校、引きこもり、非行など問題行動を起こす子供達の背景に、「必ずある」のが、乳幼児期~少年期の親の愛情との相関です。これについて、大衆を納得させる具体的な数値など出しようもありませんが、還暦パパの経験上、「間違いなし」と言い切れます。
世の中の父親よ!母性が危うくなっている。今までの父親ではダメダ!今こそ、父性を発揮しよう。
以上で、父の日に当たっての還暦の主張を終わります。
本稿を書くにあたって、史実と人物の裏付けをしておきたかった。そのため、奈良県高取町役場の地域振興室へ資料をお願いした。対応が親切丁寧で、恐縮至極でした。見ず知らず、無視しても何らの影響もない還暦パパに対して・・・。このような対応に触れると、強さ・無私・仁愛を感じます。
父の日1週間前倒しの長男は、「尊敬してるよ、柔道も腕相撲も強いから」と、父親(つまり私、還暦パパ)を評したことがあった。
腕力が尊敬の理由という・・・。その長男、昨日(本当の父の日)の午前に電話をくれました。「プレゼント届いた?」何か送ってくれたらしい。「楽しみにしててね」「ありがとう。楽しみだなあ」
さて、2人の息子がいるが、還暦のオヤジに適わないほどひ弱かというとそうではない。長男は、平成15年に、シカゴのキッズクラブでボランティアで柔道を教える傍ら、(米国内の)大会にも出場し数回の優勝を経験している。二男は、身長183センチメートル、体重75kg。堂々たる体躯。バスケットボールをしていたが、柔道経験もある。いつも私から、「乱取りやるか?」と水を向ける。二人とも今度こそ勝てるだろうと応じてくる。しかし、(4年前までは)私に分があった。病人となり還暦を迎えた今は、当然息子達の方が強いでしょう。
父性の復権とは、子どもと力の勝負をすることと考えます。子どもは、父親に、「強さ」を求めていると思います。もっとも、強さと言っても腕力だけの話ではないので、実際に組み合う必要はありません。心身の強さです。父親が自分より強いと感じたときは、そのまま畏敬になり、父親を越えたと感じたとき、尊敬の念(いつくしみ。おもいやり。なさけ。仁愛の心)を抱くのではないでしょうか。男の子でも女の子でも同じことが言えると思います。
日本語の、「強さ・強い」は、英語では、strong, powerful,heavy, passionate, living, tough, muscular, tenacious …腕力から精神力まで網羅されている。こういうところが英語の凄いところです。父親に求められる強さは、これら英単語の全てとするのが具体的です。
伝統的な母性は、脈々と息づいていると思っていたが、日本の母性も風前の灯火となっている。子どもがじゃまな母親、育児が面倒な母親…事件になっているのはほんの一角でしょう。娘を、川へ突き落とした母親の時もショックだったが…子どもを家に閉じこめて餓死させた母親のときは、「人間がそのようなことを出来るのか!」とやりきれなかった。弟(1歳だったか)の死体の傍らで、生ゴミを食べて生き延びていた兄(3歳)が、1か月ぶりに(もう2人とも死んでるだろうと)帰宅してきた鬼母に、「お母さん遅いよ」と力なく言ったという。子どもにとってどんな母でも、絶対的に安心できる存在なのですねえ。
殺そうとはしないまでも、赤ん坊の離乳期に、食事を一日二回にする若い母親が増えているという。母親自身は、朝食を摂る習慣がなく、朝は寝ていたい。(夫は、自分で勝手に起きて仕事へ行く…若い夫婦では、このような家庭が結構多いのだそう)赤ん坊が起きないように静かにして寝かせておいて、自分も朝寝。昼食時にようやくブレックファストというかランチというか・・・赤ん坊のうちから朝食抜き。この習慣は、小学校へ行っても、中学校へ行っても続くのだろう。数年前から「早寝早起き朝御飯」という運動が展開されている。それって誰の役目!親でしょう!親のツケまで学校へ持ち込まれては、学校もたまらないでしょうよ。
生後数か月で保育所に預ける(預けなければならない?)。自分の仕事が休みの時は、原則、保育所に預けてはいけないのに、パチンコへ行かなければならないのでウソの理由を付けて保育所へ預ける。共働きで保育料が高いので、少しでも長く預けようと、両親とも休日でも保育所へ預ける。ここで見逃せないは、それらのツケが、何倍にもなって跳ね返ってくるということです。その跳ね返りは、親だけでなく、社会へも大きな影響を及ぼすのです。不登校、引きこもり、非行など問題行動を起こす子供達の背景に、「必ずある」のが、乳幼児期~少年期の親の愛情との相関です。これについて、大衆を納得させる具体的な数値など出しようもありませんが、還暦パパの経験上、「間違いなし」と言い切れます。
世の中の父親よ!母性が危うくなっている。今までの父親ではダメダ!今こそ、父性を発揮しよう。
以上で、父の日に当たっての還暦の主張を終わります。
本稿を書くにあたって、史実と人物の裏付けをしておきたかった。そのため、奈良県高取町役場の地域振興室へ資料をお願いした。対応が親切丁寧で、恐縮至極でした。見ず知らず、無視しても何らの影響もない還暦パパに対して・・・。このような対応に触れると、強さ・無私・仁愛を感じます。
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