アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

データがデータラメってかぁ

2015年10月20日 | Weblog
 大型マンションが傾いている…。某国の話ではなく、日本国の話。参りました。ああ、日本に対する世界の信頼が、ガラガラと古い灯油缶が転がる音を立てて消えてゆく。かっての同盟国が、VWの問題で、信用ががた落ちなのと似ています。連合国側の陰謀か?
 
 杭打ちのための地盤調査のデータ改ざん。さらに杭そのものに使うセメント量のデータまで改ざん…データラメだった。
防振ゴム製品の品質試験データを改ざんしていた東洋ゴムの問題もある。科学技術とは関係ないが、マイナンバー制度汚職の厚労省情報政策担当参事官室室長補佐の男(45歳)の事件もある。某国に追いついたというか。追い越しました。日本人として、恥ずかしくて外を歩けませんよ。

  大型マンションは傾きましたが、弘前城天守は寸分の傾きもなく、曳屋が完了したという。これでこそ、日本。これが日本人の仕事です。
 弘前城の石垣が…中側に空洞ができたらしく、外側が膨らんできた(ハラミという現象)。つまり、石垣が崩れる心配が出てきた。修理するためには、石垣の上の、弘前城を移動しなければならない。
 弘前城は、高さ14.4メートル、重さ400トン。入念な測量をして、データラメではないデータをはじき出して移動開始。1カ月半ほどかけ、石垣のある本丸の端から中寄りに77.62メートルの移動を完了した。
 曳家で普通の家を引っ張るのは見た経験がありますが、まさかお城を引っ張るとは!日本人あっぱれ。これで、恥ずかしくなく外を歩けまーす。