アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

14歳から大麻…

2020年06月22日 | Weblog
   SNSで誹謗・中傷を受けていた22歳の女子プロレスラー木村花さんが、お亡くなりになりました。
 SNS…匿名性による無責任かつ気楽な情報発信で、特定の個人を誹謗・中傷する。犯人側(あえて、犯人と表現させていただきますが)は、ターゲットを見つけて、完膚なきまでに痛めつけて楽しむ。「身元を特定される心配が無いから、『死ね』と書いても大丈夫」…こういう人たちです。「バレなきゃ、何をしてもいい!」卑怯者たちです。

 犠牲者が出なければ、対策が講じられない…。SNSでの誹謗・中傷対策、早急に法整備をお願いしたい。
 1 発信者の情報開示。できれば、メールアドレス、IPアドレス、電話番号も…犯人を社会的に葬るには、これぐらいしなければなりません。
 2 プロバイダーへの開示請求手続きの簡略化。早くしなければね!
 3 削除要請に応じないプロバイダーの厳罰化
 4 AIによるサイバーパトロール強化
 これぐらい厳しくやってほしいです。今すぐに!そうすれば、「バレなきゃ、何をしてもいい!」という卑怯者たちも少しは自粛します。

 だけどさあ、木村花さんの事件…すでに忘れ去られたかのような?「コロナ」「あんり、まあ!」「金与正」「人種差別」…の前に、霞んでしまっています。問題の数々に軽重をつけることはできませんが、SNSでの誹謗・中傷対策は喫緊の問題です。

 印象に残っている、匿名性による気楽な情報発信で、特定の個人が攻撃されたのは…
 スノーボードハーフパイプ元五輪代表の国母(こくぼ)さんですね。「腰パン」「鼻ピアス」「シャツ出し」…日本の代表がこれかよ!って感じでした。(日本代表の選手規定に抵触。なのに、本人は無視…)
 服装等は、百歩譲ったとして、何より、態度がよくない。…温厚な私ですら(自分で、温厚って言うなって?)、トイレのスリッパでひっぱたいてやりたい衝動にかられましたよ。国母さん(当時は17歳)への攻撃は凄かったです。ただ、誹謗・中傷というより、「きちんとしろ!」という、意見かな。
 そして、今年1月、31歳になった国母さんは、大麻取締法違反(輸入)などの罪で逮捕されました。14歳から大麻と親しんで来られたそうなので、五輪代表の頃はすでに大麻漬けだったのですね。

 あと、アグネス・チャンさん(誕生日が来たら、65歳)も、誹謗・中傷されました。なぬ?「アグネス・チャンが、腰パン・鼻ピアス・シャツ出しをしたのか?それとも大麻か」って?
 いえいえ、アグネス・チャンが、「日本ユニセフ協会大使として、内戦が激化するソマリアを訪問」したのです。これだけのことなのに、テレビがソマリア行きを報道したとたん、インターネット掲示板やブログで大ブーイングだったのです。
 「アグネスが行って何の役に立つのよぉ!丘の上でひなげしでも見てろ!」
「そんな金あるなら、アグネスを送らず、現金を送ってやれ!」
「アグネスの顔を見ても、内戦下の子どもたちの腹は膨れん!」
「完全に安全が確保された場所しか行かないんだろ!どうせ!」
「なんもしないで、行ってきたって事実だけで満足して帰ってくるんだろ!」
 卑怯者たち…言いたい放題。アグネス・チャンさんを「愚弄」「嘲弄」して喜んでいる。
 アグネス・チャンさんを擁護しなければなりませんがぁ…。このまま続けると長くなります。続きは次回にします。