アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

不定期収入があったら…

2025年02月01日 | Weblog
 タクシーが止まり、老婦人が降りてきました。
 そこへ、保育所の「お散歩」が通りかかりました。老婆は、保母さんに話しかけました。
「こんなばあさんを見たら、子どもたち泣くでしょ?(魔法使いのような老婆を見たら、子どもたちが怖がって泣くのではないかということ)」
 保母さんたちは、「大丈夫ですぅ」と言っていました…。
 で、保母さんたち、「おいくつですかぁ?」と、老婆に質問。
「92」…!92歳で、自力でタクシーに乗り、自力で暮らしている…素晴らしいです。

 日本の92歳はタクシーで移動するのですが、ブルガリアの99歳(話題になった当時の年齢)は、バス通勤で仕事をしていたのだと!
 ブルガリアでなくても99歳でバスに乗る人はいるでしょうが、お仕事はしていないでしょう!で、この99歳は、仕事で得たお金は、全額寄付していた!さすが、ヨーグルトを食べている人!…関係ないね。

 ブルガリアの首都ソフィア郊外に住んでいるドブレフさん(男性)は、聴覚障害を持つ99歳。
 年金は月額およそ11,000円。これで暮らしている。この金額で暮らせる国であるというところが、むしろ素晴らしいのかも。心配なのは、月額およそ11,000円の年金で、ヨーグルトを買えたのかなあ?

 ドブレフさん、バスでどこへ行くか?ソフィアの中心部の市街地。職場は、道ばたで、職種は、「物乞い」。
 99歳の物乞いというのも凄いが、ドブレフさんは、物乞いでこれまでに得たおよそ240万円を、自分で使うことは一切せず、教会や修道院に寄付してきたという。孤児院の公共料金の支払いにも貢献するべく寄付を続けたんだと…。

 その話、聞いたことがあるぅ…という人も多いかも知れません。ドブレフさんのドキュメンタリーが製作されましたので。
 なお、 ドブレフさんは、2018年2月13日に103歳でこの世を去ったそうです。ご冥福をお祈りします。

 このドキュメンタリーでドブレフさんは…
「善意は公平と純真さに基づいたものです。全ては善にあります。嘘をつかず盗みも不貞も働かず、神が我々を愛するようにお互いを愛さなければなりません」

 ヨーグルトを食べて、無欲で生きる…
 私は、ヨーグルトは毎日食べていますが、年金では暮らせません。年金で暮らせたら、不定期収入のすべてをしかるべきところへ寄付したいとは思いますがね…。不定期収入など、どこにあるのか?


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