「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130629

2013-06-29 | 矮小布団圧縮袋

○今日も原稿作成の仕事で、午前中は家で推敲し、午後会社に出てファイルにして送付。文章って、やはり「相手に贈る」と意識すると本当に緊張するのだが、書いている間は集中していて気づくとすぐ日が暮れている。でもこういう作業の方が自分の本来やっていた仕事のような気もする。

 地元の福岡市で問題になっているのが中央保育園の建て替えで移転かどうかの問題。元々金が動かないところに力は動きようがないもので、土地と建築と金が絡むと何事も利権が優先的に動き出すものなのだろうか。うちの会社関連の経験でも、公的な事業で、計画の問題点に気づいて指摘したら、公務員の人に高飛車に「税金から予算取ってきて建ててやるんだから、黙ってありがたく使え」に等しい言い方をされたことはある。着工すりゃおとなしくなるだろう、的な態度で。
 この十数年間福岡で仕事をしていると、上辺は愛想よさそうにしていていざとなるとそういう風に恫喝的になるシーンに何度か遭遇したこともある。地縁血縁のゼロな者は、文化と言葉の違いもあって全く致命的に近い恐怖を感じる。家族もいないし、誰も守ってくれるわけでもなく、未だその風土に慣れない。だから修羅の国なんて呼ばれるのか。福岡に定住したいと自分が未だに思えない原因は、そういうところにあると思う。昨日の話を見て、さもありなんと思った。多分個人の人格の問題とか以上に組織の官僚らしい体質というか、聞くだけでも油断も隙も無い恐ろしさを感じる話である(業務なら何でも遂行するって神経も問題だし、自分は絶対公務員にだけはなれねえな、ならんでよかった、と、この十年近くいろんなこと見ていて思う。尤も、馬鹿げたこと自己顕示欲で言い出す奴や利益供与むさぼる奴も一番悪い)。うちの会社でもこのようなことへの対応や対策のために、それで本来の仕事とは思えないような作業量が昼夜増え、いかに神経をすり減らし精神的に疲弊し続けたか、と思い出して。ここの先生たちも耐えながら今も毎日子供たちを世話しているんだろうな。
 (土地購入も商業施設計画も見直しての当初の児童会館と保育園の現地合築が使用の面でも一番常識的に穏当なのでは? ちなみに実家の甥が卒園した市立保育園は、送迎は保護者や祖父母とはいえ、運動会やおゆうぎ会や敬老会や様々な行事で老若男女、卒園者の小中学生も見に集まってくる。幼稚園でなくても、託児所じゃなくてかなり教育的な場だ)

本日のBGM:
 Endless Summer Nude / 真心ブラザーズ 編曲:CHOKKAKU
 夕方、帰りに久しぶりに銭湯に行ってサウナに入っていた時、室内のテレビからいきなり流れてきて、なんか聴いたことある懐かしい曲だぞ、と思ったら、山Pのカバー(TBS系「音楽の日」より)だった。なんかドラマの歌らしいとのこと。
 当時、CHOKKAKU先生編曲のoriginal karaoke instrumental versionが欲しくて、シングルCDを珍しく買ったのである。佳曲にしてかなり難曲と思っていたのだがカバーするのかこれを。もう15年位前の歌になっていて、下手するとお父さんの青春時代の歌みたいになっているのかもしれない、と思うとすごい。(20130629)
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