神戸戦の試合前のビッグスワンで、ボクはホームでの新しい演出を目にしました(もしかしたら9/14の湘南戦からやっていたのかもしれませんが、ボクは欠席だったので不明です)。それは、試合前に大型ビジョンに観客席をアップで映し出す「はいポーズ!」という演出です。
大型ビジョンに観客席のお客さんを映すだけなら今までのゲームでも行われていたわけですが、この演出は「アップになったお客さんから指定したポーズをとってもらう」という点が新しい企画です。さらにポーズをとったお客さんには「プレゼントあり」というお楽しみ付きです。
これ、いいですね。遠景のカメラ映像からズームでアップに迫る臨場感、楽しく嬉しそうなサポータたちの笑顔、「自分も写るかも!」というドキドキ感。今回アップになった数組のサポーターの皆さんも、家族や仲間ととてもいい笑顔で大型ビジョンでポーズをとっていました。
この演出って、どこかのスタジアムのアウェイ戦でも経験したような既視感がありましたが、ボクの記憶の中での初体験は23年前のバスケットNBAのゲームでした。まだボクがアルビレックスのサッカーに出会う前の頃です。
実はボクの人生の中で、たった1回だけの長期海外出張で1か月間渡米したことがありました。その時に、ロスでNBAのレイカーズVsユタジャズのゲームを観戦したのです。もちろんボクにとっては初NBA観戦で、コービー・ブライアントの姿に大興奮でした。
そのゲームのハーフタイムで、コートの中央天井に設置された大型ビジョンに観客席のカップルが無作為に映し出され、映し出された2人はキスをしそれが大型ビジョンでアップになる…という演出でした。「へぇ~!本場のプロスポーツの演出はすごいな」という思いと、「ボクら(隣席に同僚の女性あり)が映ったらどうしよう?」というドキドキ感で、緊張していた40代のウブな八百政でありました。
今回のビッグスワンでは、そんな昔のことも思い出させてもらいました。「大型ビジョンで『はいポーズ!』」、とてもいい演出ですね。MCの森下さんの進行もバッチリでした。次回のホーム戦でも楽しみにしていますね。