まだ見ぬ景色に半歩近づいたかな？

キックオフぎりぎりにビッグスワンに到着した昨日、ボクらを待っていたのは「よみがえった強いアルビ」でした。いやぁ〜ヨカッタ！ヨカッタ！

なんたって直近のリーグ戦は４連敗、守備が崩壊し大量失点連続のゲームを見せられていましたからね。「国立に行くぞ！」って口では言いながらも、「川崎にまた虐殺を食らったら…」なんて不安が胸中の片隅にあったことは否めません。

えっと、先発メンバーはこんな布陣でした。

小野
谷口　ハセモト　太田
秋山　　星
橋本　稲村　舞行龍　奏哉
阿部

試合開始早々から、アルビの選手の動きは素晴らしかったですね。ゴールネットは揺らせなかったけど、小野アニキがチームを牽引し積極的に仕掛けます。「小野は２〜３点取れてたんじゃね？」って感じ。そしたら７得点？それは等々力にとっておきましょう。

前半は25分に海斗、45分に太田が決めて２得点。いやぁ〜ヨカッタねぇ。エース海斗の一発と川崎キラー太田の執念のゴール。痺れました。Ｇ裏も大興奮です。だけど「２点リードは危険なスコアだぞ！」「集中だ！」と自制心も働かせます。よーし！後半も締めていくぞ！海斗は負傷で小見くんと途中交代しました。

そしたら、なんと。後半もアルビの勢いは止まりません。時に細かなパス交換、時に裏をねらったロングボールと多彩な攻撃で、50分にはお待ちかねのハセモトの一発が、53分には星くんのケガからの復活ゴールが飛び出し、スコアは４−０。うぉ〜！夢じゃないぞ！強いアルビが復活だ！もう隣のお兄さんと抱き合って喜んじゃいましたよ。

川崎もピッチにシン・ヤマダや家長を送り込んで巻き返しを図ります。アルビも長倉、ダニーロ、宮本を投入し、追加点を奪いにいきます。71分にセットプレーから川崎に１点返されちょっと嫌なムードになりかけたけど、舞行龍をはじめ守備陣の引き締まったプレーで最少失点に食い止めました。それにしても、イナムーと橋本はいいですね。もううちの女房なんて、橋本のキラキラした瞳にメロメロですよ。そして「アルビ史上最強の特別指定選手・稲村」。すばらしい！東洋大に足を向けて寝られません。

あぁ！素晴らしい！シュート数15-9、枠内シュート数7-1と川崎を圧倒。「川崎にボールをもたせながらもチャンスを作らせない」って、どこかのチームにやられたことをやり返しました。

試合後の幸福感いっぱいのＧ裏です。水曜夜のナイトゲームにスタジアムに駆けつけたサポーターは、勝利の歓喜に酔いしれました。あぁ幸せだなぁ。それにしても、平日のナイトゲームってアルビは強くないですかね？

ヒーローインタビューは、攻守に輝きを放った星軍団長でした。「早く帰って休みましょう」と、サポーターを慮る温かいメッセージ。優しい星くんらしいですね。そうそう実はボクら夫婦、星くんのチャントを始めて聞きました。骨折する前に出来ていたのかな？歌いやすいメロディーで、すぐに口ずさむことができました。元歌はクリスマスの歌かな？

さて、ルヴァンカップ準決勝は、３点のアドバンテージをもってアウェイ等々力での第２戦に臨むことになりました。等々力では、試合開始直後から川崎が猛攻を仕掛けてくることは必定です。絶対に気を緩めることなく、リーグ戦の借り（まだ返し終わっていない）を「倍返し」しましょう。そして11月２日に「まだ見ぬ景色」を歓喜の中でみんなで見ましょうね。よーし！気合が入ってきたぞ！