パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

多言語アートセラピー報告

2014年04月07日 | ヒッポファミリークラブ

アンニョンハセヨ 

昨日韓国のインジャパン生(日本の高校に留学している高校生)に会ったら

ヘアスタイルが 鈴カステラ的で韓国群山高校を思い出しました。

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さて、ご無沙汰のブログですが、

ほんと、忙しくて、例の動画の編集、そして 多言語アートセラピー そして、池袋ミュージカルの練習に

ヒッポと仕事と、介護で、気が付いたら4月、サクラも散って!

 

で、まあ、その中の話題の一つで 多言語アートセラピーの話。

桜満開の一日でした。

 

当日はヒッポメンバーと外部4名の合計16名の参加。

前半は、ヒッポのゲーム  子供向けサダ など そして

色を扱うので、色鬼を多言語で行いました。

 

そして、後半は製作開始。

与えられた画用紙に今日の気分の色を塗って下さいとのこと。

赤、茶色、ピンク、黄緑などそれぞれが感覚的に塗っていましたが

ここで、一番初めに言われた注意を思いだしました。

 

お母さんは絶対に口出ししないでくださいねといいうメッセージ。

 

しょっぱなから、茶色か、

えっつ、真っ白、その上に、黒ーーー

 

 

などなど、見ていてどうなることやらと思いましたが、

それは、それで、見事に生かされて、

思う色を描く、感じた色を描く

描き方にとらわれない描き方

 

それって、聞こえた音を口に出してみる

文法にとらわれないで、実際に口に出してまねっこしてみよう

などなど、ヒッポ的な同じをたくさん見つけました。

これって、ある意味、人間の中にある本能 自然を

呼び起こすことでしょうか。

 

そして、このアートセラピーの一番の特徴

描いたオイルパステルの上にパウダーを振って

それをふき取る これを 何度もやることで

普通の紙が、光沢を放ち、立体感を帯びてきます。

 

というわけで、初めに白、そして、その後 黒を塗った小学生のAちゃん 

それをパウダーではたくと

なんと、メタリックなグレーに変身、

そして、黄色のギザギザを書くと

なんと、パリの画廊にある前衛アート??的なオブジェに仕上がり。

タイトルは、かみなり 

回りに黄色の縁取りをいれて、黒のメタリックの中に、グレーもあり

そして、黄色の稲妻が走る。

すごい、作品に変身しました。

 

その変化に回りが驚いて、すごいねーーって 

皆に褒められたら、Aちゃんの顔がパッと輝いて、

とっても嬉しそうでした。

 

普段はちょっと手を焼き気味と聞いてましたが、

すごいね、かっこいいねと褒められることで

それでいいんだよって、周りに認められたって思えたのでしょうか。

ほんと、嬉しそうでした。

 

先生役のメンバーのA子ちゃんは画を勉強しているって聞いたので、

春休み子供ヒッポって企画で、

ペープサートでカバジン作って遊ぼう!的な発想で

気楽にお願いしてしまったパッキーでしたが、

もう、ほんと、申し訳ない、

こんなにも、素晴らしい体験を味わえるとは!

 

最後に印象に残ったのは、そのAちゃんのお母さんのことばで、

一人で子育てしてたら、自分の価値観だけを押しつてけてしまい、

その子のいいところを引き出せなかったかも。

ヒッポの環境の中で、色々な人に出会い、色々な価値観を持つことが

できて、本当に良かったと話していました。

 

思いがけない、「多言語セラピー」な一日でした。