パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

言語習得の近道

2014年11月26日 | ヒッポファミリークラブ

先日、インドから来た人のこんな話を聞きました。

その人は、すごく日本語がうまくて、まるで日本人のように話すとのこと。

だが、しかし、

読み書きは全くできないそうです。

つまり、音だけを聞いて、会話だけで日本が話せるようになったらしく。

すごいですよね。

 

そして、その前日にもこんな話を聞きました。

数か月前にメンバーになったKさんの話ですが、彼は盲学校の先生をしています。

そして海外から盲学生を日本に招き、鍼灸の技術を身につけさせ

帰国し自立できることを支援しているとのこと。

 

その体験の中で、弱視の留学生は日本語をを習う時に文字に起こして

それをたよりに日本語を習得していくとのこと。

しかし、全く文字が見えない全盲の人は頼るものがないので、

全部音でとらえて、音で覚えるとのこと。

それが、すべてですが、すると話せるようになる日本語がすごくきれいで、

日本人と同じような音で話せるようになるという

実体験を話してくれました。

 

この二つの例を聞いて、よくカタカナで英語を書いて覚えたりすると

英語の音はカタカナでは表現できないので、文字で表すと

日本語英語になりがちで、デス イズ ア ペン

 なんて、もう言わないのかもしれないけど、英語の音は所詮かたかなでは

表せない。

つまり、耳からそっくりまねするというのが、一番の近道なのかも。

ヒッポでずっと言われてきたことですが、

こうした話を聞くと益々納得です。

 

 



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