今日は三倍

大袈裟と思うかも知れませんが今日は三倍生きたような気がしました。アンタの三日分なんてそんなモノ？と思われるかも知れませんね。でも自分の尺度で測るとやはり三日分以上に感じています。考えてみるとバッテリーは交換してから一年以内ですからやはりオルタネーターだと思いトラックに載せて回収する事にしたんです。こんな時に限って僕一人なんてね。何度もピンチが訪れましたがその度に天使が微笑んでくれたようでパワーが出てきて気が付けば乗り越えていました。初めて尽くしの状況でもゆっくりのんびり落ち着いて対処できたのは年をとったということなんでしょうかね？いいえ今日の処は僕の人間力がアップしたことにしておきます。駅前通りの衆目の中で一人でバイクを荷台に載せる時は一瞬不安に襲われて一度目失敗。後退りして魔法の呪文を唱えてから一気に気合の鬼押し成功！これほど重いモトクロッサーなんて体力のあった若い頃にも有りませんでしたからね。
不思議な事に重さを感じない一瞬ってあるもんですね。
今年の箱根駅伝はいつまでも忘れられない駅伝になりました。
考えてもみなかったトラブルに襲われましたが事故にも遭わず
エンジン停止した場所も電車の帰宅に最適で高速道路や
駅から離れた場所だったら・・・
トラブルやアクシデントが起こると誰でも
自分の知らない自分が登場するかも知れません。
幸か不幸か今まで知らない自分に合えるんですね。
全て予定の計画通り、考え通りに運んだら日々快適でしょうね。
何事も無く豊かに平穏に過ごす人生には誰もが憧れるでしょうね。
肥沃な南斜面の土地で育った樹木はすくすく真っ直ぐに伸びて
建材としては最高でしょうね。
宮大工の棟梁西岡氏は鉄の建物は百年木は千年もつと言っていました。
棟梁の修復、再建する建物の話ですが建物の日の当たらぬ北西部分には
陽の当たらぬ山の北斜面で育った強い木を使うと聞きました。
成長するのに何倍もの時間がかかった樹木です。
しっかり目の詰まった樹木が必要なんだそうです。
建物のソノ場所は南斜面でお日様一杯に浴びて育った木では勤まらないそうです。
西洋の城にわざわざ床のタイルを一枚完璧を崩す為に貼った場所を
見たことがあります。
日光の東照宮でも柱の一本に上下逆さに間違えて彫ったような
箇所があります。やはり完璧では魔が差すと考えてワザと
完璧を避けたのですね。
人によっては完璧を目指すより少し外す事の方が難しいかも知れませんね。
時には自分を甘やかす事も必要かも知れません。
張り過ぎて糸が切れぬように、ほんの少し緩めると余裕が出るかも知れません。
人間ですから時に疲れたら休み泣きたい時は泣き
眠くなったら横になるのもいいんじゃないかと思っています。
箱根のランナーの話じゃありませんが
まだ先がありますから自分を追い詰めて壊してしまっては
モッタイナイと思いませんか？

回収

一度は失敗しましたが力が出る魔法の呪文をとなえて気合いでバイク載せました。モトクロスの経験が今頃生かせるなんてネ…

覚悟

何年ぶりかの軽トラ運転。焦らずのんびり慣れながら行こうと覚悟しました。生憎バイクの先生達は皆さん仕事始め。一人でバイク荷台に…マァなんとかなると思いたい。