多少足腰が少し弱くなったなってきているなと思いながらも、風邪やインフルエンザにかかることもなく元気にしている母。
先月、診察に出かけたときラコール1日1200ccが少し多いような気がしてきていたので、先生にどうでしょうか?と尋ねると年齢にしたら少し多いので少なくしましょうという話になりました。
ラコールが少なくなった代わりに、今は豆乳などを入れたりしています。
“豆乳”というと、昔兄が自然食のお店をやっていたとき、兄夫婦の子どもは赤ちゃんのときから豆乳を飲んでいて、家に行くといつも豆乳のにおいがしていました。
わたしにとっては懐かしいにおいがするといっていいかもしれません。
経管栄養のラコールの代わりに豆乳等いろいろやって、すでに3週間を過ぎました。実はラコールを1200cc入れていた時は、お腹が心なしか苦しそうなときもあったのですが、今はそんなこともなくなりました。
ときには野菜ジュースだったりといろいろ試してはいますが、今のところ問題ないようです。
さて、最近の母にですが、ちょっと面白い試み?としています。
何かしてほしいとき言葉がでないことが多いのですが、そんなときに意思表示として手をあげたり下げたりしています。
「テレビが見たかったら手を挙げて」というと、手を挙げるのですが、最近は「テレビが見たかったら手を下げて」といったように、ちょっと質問の言葉に変化をもたせて、そのときの回答がうまくいくかどうか見ているのですが、実にびっくり!早い速度で正確な反応というか意思表示をします。
「音楽を聴きたいひと手を挙げて」というと手を挙げるし、「音楽を聴きたくない人手を下げて」というと手を挙げるんです。
当然どちらも音楽を聴きたいという意思表示になるわけですが、ややもすると頭の中がこんがらがりそうですが、母は毎度のごとく実に正確に自分の意思を表示してくるのです。
わたしよりも“聡明”だ、と思うことがあります。本当に大したもんです。