のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

日帰り旅行(2月23日)~鳥羽の戸田家~

2012-03-14 07:00:00 | おでかけ(豊田市外)

数少ない選択肢の中から今回選んだ戸田家。近鉄特急鳥羽駅のすぐ近く。

なんといっても決めては貸切風呂付きだったということでした。

母も温泉にたまには入れてやりたいという気持ちだったので、娘とふたりでやればなんとか入れることができると思って選びました。

個室(和室)で家族で食事ができるということでお風呂もついていると思っていたのですが、気をきかせてくれたのかどうか全くわかりませんが、広い部屋を用意しておきます…とのこと。

広い部屋って?もしかして宴会場でぽつんとわたしたち家族だけ?と心配していたのですが、到着して通された部屋はトイレ付のほんのちょっと広めの和室でした。海がすっきりみえる景色の部屋だったらよかったんですが…それは残念ながらなかったです

トイレは車イス利用者用にはできていないため、母を抱きかかえて入るにも本当に狭くて、かなり苦労しました。

館内で身障用トイレのこと聞いておけばよかったはぁ~

あと事前に母のために布団の用意を1組だけお願いしておいたのですが、車イスだと和室のなので部屋の入口にまでしか入ることができません。

まぁ、こんなものだろうなと想像していたので、母は抱えて斜度をつけ防水シーツをひいた布団に寝かせ、用意しておいたブルーシートをその横に敷いて車イスを置いておきました。なんといっても経管栄養のとき(ラコールを吊り下げる)に必要ですから。

食事は12時から14時までという指定を受けていたので、その間に口腔ケアと電動吸引器で吸引をしたあと経管栄養をしました。

布団でゴロっと寝ながらできるので、母も楽そうでした。もちろん経管栄養をしているので逆流しないようにそれなりの角度はつけてますが。

わたしたちも母の様子をみながら海の幸が盛られた食事を堪能しました。

正直、家族5人揃って外で食事というのは昨年の安曇野への旅行以来です。

しかも、今回は息子がカメルーンに3年間行くこともあり、みんなで行けるいい思い出づくりの時間でもあったといえると思います。

それと、ここの仲居をされている方がちょうど介護の勉強を1年され、さらに施設などでも介助をされていたということでしたので、話なども母のことを中心にいろいろとお話しができたことは本当によかったです。

さて、美味しい食事のあとはいよいよお風呂です。

バリアフリーのお風呂が貸切風呂としてあるので、なんといってもそれはひとつの魅力といっていいでしょう。

貸し切ることができる時間は45分間。とはいえ、宿の方の配慮でわたしたちが利用したすぐあとに予約を入れないようにしてくれました。

経管栄養をしてすぐにお風呂というのは、ちょっとどうかなと思いつつ、とりあえず30分程度は時間おいたので大丈夫ということで、予約した時間になったため貸切風呂に出かけて行きました。受付の方や仲居さんが気を使って車イスを押してお風呂場まで案内をしてくれました。

主人と息子は、わたしたちがバリアフリーのお風呂に入っている間、いろいろなお風呂に入りに行ったようです。

有料貸切家族風呂というだけあって広さはさほどではありませんが、ちゃんと車イスでも入ることができる多目的トイレがあり、さらにこんな↓感じで湯船に浸かることができるようになっていました。

まずは、こちらの車イスに乗り換えます

お湯に濡れても大丈夫体と頭を洗ったあと、いよいよ湯船へ。

まず赤い○印のところにひっかける部分があるので車イスを設置します。黄色い円内にあるハンドルを手動で回すと、青い矢印のように持ち上がるとともにタイヤが外れイスだけになってそのままイスごと湯船に浸かれるようになるわけです。

 

すごいすごい~と喜んでしまった私介助者の負担も少なく、一緒に入れるというのもいいですね。

母もちょっとびっくりしていたようですし、イスごと持ち上げられたときは怖かったとのことでしたが、ひさ~しぶりに温泉は楽しめたみたいです。

ただひとつ難点をいえば、やっぱり45分というのは非常に慌ただしいです。

介助者のわたしとしては、ゆっくりはできませんでした贅沢は言っていられませんが

でも、なかなかバリアフリーのお風呂があるところは少ないので、こういうのもあるんだということでいい経験ができてよかったです。

 

ということで、温泉も楽しめたし、戸田家さんの対応もなかなかよかったし、ということで、いつか今度は電車に乗って泊まりにきてみたいものですね。

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日帰り旅行(2月23日)~安土桃山文化村~

2012-03-13 17:09:22 | おでかけ(豊田市外)

主人が永年勤続のご褒美として会社から夫婦で一泊旅行、もしくは旅館で家族4人分の食事プレゼントがあるということで、いい機会だったので家族5人で日帰り旅行を計画しました。

当然要介護5の母も一緒なので、パンフレットの中から行けそうな場所を選んで早速予約して行ってきました。

計画としては、安土桃山文化村→鳥羽の戸田家(食事)→なばなの里です。

安土桃山文化は、なんとか生の時代劇をみせることができたらいいなぁと出かけていったわけですが、さぁて

 

前日から母の荷物をせっせこと準備。

手動の吸引器と電動の吸引器、ビニール手袋、ウェットティッシュ

ラコールに経管栄養のセット、水、酢、薬

おむつ、ビニール袋、新聞紙、ビニールシート、防水シーツ

着替え、シャンプーハット、バスタオル等々…

日帰りでもやっぱり多いはぁ~

当日の朝は、いつもより1時間早く胃ろうを終わらせ、安土桃山文化村が始まる時間い間に合えばいいかなと思ったら、なんと平日ということで通勤ラッシュに見事巻き込まれてしまいました。

このことを考えてなかったので、ちょっと失敗でした

予定より1時間ほど遅れて安土桃山文化村に到着。

天気はかろうじて曇、ちょっとだけ雨という感じ。気温はそれほど寒くなかったですね。

昔まだ伊勢戦国時代村の時に来たことがあるのですが、それから経営者が代わったのか安土桃山文化村に変わり…

駐車場は無料でよかったのですが、数台車が停まっているのみ。

誰もいなかったらどうしよう…と不安を感じていただけに、だれがいるだろうということに安堵いたしました。

窓口で障がいのある母は手帳を見せ、介助者とともに4割引きで入村。(他はHPの割引を印刷したものを提示)

「門をくぐれば、そこは別世界!」

ある意味本当にでした

閑散…いや、平日だからか、モリコロでひとがあまりいないのんびりまったりさとは違って、だれもいない、明らかにさびれている、という言葉の方があってしまう光景(文化村のひとには申し訳ないですが)

誰もいない町並みで

むなしく、ここ文化村のマスコットである“にゃんまげ”のお父上でしょうか、その方と無言の対面。

右の奥に赤くチラッとみえるのは、もしかしてひな人形?すっかり存在感のあるお父上に圧倒されて、今気づきました

ところで、この文化村は3層になっているのですが、歩くことができない母は、2層、3層の階に残念ながら行くことができません。

1層には劇場が3つほどあるのですが、そのどれもが休演(役者さんいないんですねぇ)、さらに唯一やっていた劇場は2層…長い長いエスカレータで行かなければならないのですが車イスでは利用できず(かなり無理すればいけるんですが)、1層だけにとどまり、閑散とした雰囲気を十二分すぎるくらい堪能しました。正直なところお金を寄付したような気分にさえなったというか…。

できるなら土日祝日のみに絞って営業をし、あと平日は市民のひとが利用しやすい工夫をしたり、アマで映画製作しているひとたちにロケに使ってもらうようにするとか、時代劇演劇会とか、時代劇上映会にするとか、あとは高齢者の方などが気軽に来て懐かしく感じるような回想法を取り入れた工夫しても面白いのにと思うんですよね。

せっかくの施設なので、無駄にならないよう頑張ってほしいものです。維持費だけでお金かかりそうですから。

どろろ~ん

あっ、手の組み方がマチマチです。母は祈りの手。そして、息子は何やってんだろう? 

帰り際に見送ってくれた戦国兵士

長崎のハウステンポスのように起死回生を願って。頑張れ!安土桃山文化村!!

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子どもがカメルーンに発つまで~3/3~

2012-03-12 06:00:00 | 雑感

 ~カメルーンに出発した息子と家族の回顧録~

多くの準備を慌ただしく整え、最後の方になってくると何がなんだかわけがわからなくなってきたといいながら大きなスーツケースふたつにパッキングをしている息子をみながら、いよいよかと寂しい気持ちになってきました。

以前から思っていたことですが、当たり前のようにあった賑やかな家族との団欒はそう長く続くわけでもなく、年月が経つとともに形は変わり、望むと望まないに関わらず、個へとなっていくのだと思うと、今一瞬一瞬を本当に大事にしないといけないのだなぁと。

 

さて、そんなことを思いつつ、何も知らないカメルーンについて何か知っておきたいということもあり、カメルーン人のAさんを我が家に招待して食事をしながら話をいろいろと聞く機会を設けました。

実は、息子がたまたまトリエンナーレのボランティアをした縁で知り合ったボランティアの方とAさんが知り合いで、カメルーンから来ているひとがいるから一度会ってみてはということで紹介してもらい、そのときから桜や花火を見に行ったりとお付き合いが続いています。

なんとカメルーンのひとは、自由に日本に旅行に来ることができないみたいで、Aさんの場合は大学から研究のために日本に留学中というということなので、たぶん国費(招待?)で日本に来ているのではないかと思われます。

そんなすごいAさんから気楽に話をいろいろと聞いてしまいましたが、全般的にとても楽観的というか、心配ない、ということでした

行けばきっと好きになる、そんな話もしてましたし…

特に印象的な話だったのが、カメルーンでは誰しもが家族になれる、ということでした。要するにとても人懐こく親切だということなのでしょう。

Aさんをみていたら、確かにそう思えてしまいます

さらにカメルーンに行けば食事などしたらあなたはお金を一切払わなくても大丈夫、みんなが払ってくれるから…とまで

いや、これはたぶん絶対違う気がします。旅したひとのブログでは現地のひとに払ってくれと要求されたとありますので。

真実のところは行ってからでないと何がなんだかわかりませんが、それでもAさんを通じていろいろな知り合いができたことは確かです。

有り難いです

冗談で、何かあったらAさんの写真を見せて水戸黄門の印籠のように使おう、なんてことも考えたりして。

 

いい人もいれば悪いひともいるのはどこの国も同じで、そのなかでもいいひとたちといかにたくさん巡り合えるかで、ストレスのたまらない生活を送ることができるのかなと思います。

まっ、ストレスがあったとしてもそれをいかにうまく回避できるか、ということももちろんあるのでしょうけど。

そういえば、在外公館派遣員の試験で心理テストがあったようですが、やはりそれは合否の中で案外大きなウェイトを占めるのではないかと思えてきました。(関係ないのかもしれませんが…)

かなり精神的なタフさというか、いい意味で楽観的なものが必要でしょうから。

仕事の方もいいチームの下で働けたら本当に有り難いことでしょうね。

 

息子を送り出す1日前も相変わらずバタバタしながら過ごしてしまい、また当日も母をディに送り出してから家を出て、出たかと思ったらあれを忘れた!といって慌てて家に戻ったり、と落ち着きがなく名古屋駅の新幹線口まで送っていきました。早くいかないと間に合わないから、などと言いながらアッサリと見送ったあとは大須でちょっと買い物して帰宅。

その当日息子は外務省内にある派遣元でもある国際交流サービス協会に寄って東京で一泊。

協会では3人の派遣員の子に出会ったみたいですが、みんなとは出発する空港も違えば時間も違うので、そこでなかなか濃い話ができてよかったとあとで話していました。

翌日は我が家を代表して?Hくん(息子の友)が羽田国際空港まで見送ってくれました。(寂しいというわりには東京まで行く気力がない家族です

夜中に発ち、およそ12時間かけてパリのシャルルドゴール空港へ。さらにそこでトランジットのため5~6時間ほど待機したのち、カメルーンへ6時間で到着。いわば一日かけてのフライト行程ということだったみたいです。

たぶんいろいろな意味で緊張する時間が続いているかと思いますが、インターネット環境が整ったら連絡があるということなので、それを楽しみにしていたいと思います。

それと、息子がカメルーン生活についてのブログを立ち上げるみたいなので、どんなブログネタになるのか興味津々。ネット環境が日本のようにそれほど快適ではないみたいなので、果たしてうまく更新されるかどうか、というところでしょうけどね。

 

カメルーン生活、多くを望まず、小さな福をたくさん見つけて呼び込んで、笑顔と楽しいユーモアで過ごせる日々にしてほしいものです。

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黙とう

2012-03-11 14:46:00 | 雑感

 

この時間を境に、笑顔が恐怖と悲しみに一瞬にしてなったんですよね。

考えるだけで、やっぱり涙がでてきてしまいます。

どんなに悲しくても時間が停まるわけでもないし、戻ってやり直せるわけでもなく、未来に進んでいくしかない。

生きているものとしてやれること、やらなければならないこと。。。

明るく希望のもてる未来を創造したいですね。

 

 

 

わたしの携帯には3月11日の緊急メール地震情報がそのまま残してあります。

14時46分から30分後の15時16分にこちらでも小さいながらにも地震がありました。

まるで波紋の広がりを受ける感じでしょうか。

このときを忘れずに、わたしにできることはとても小さいですが復興の手助けをしていきたいものです。

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子どもがカメルーンに発つまで~2/3~

2012-03-10 17:27:30 | 雑感

 ~カメルーンに出発した息子と家族の回顧録~

事前研修から帰ってきてまずやらなければならなかったことは、黄熱病の予防接種の予約です。

カメルーンは、黄熱の感染に対して危険な地域です。(偉人で、お札にもなっている野口英世氏も黄熱病で亡くなられています)

他にもA型、B型肝炎、破傷風、狂犬病…とさまざまな予防接種を受けなくてはなりませんが、そちらのいくつかは5日間の事前研修の際にとりあえず第1回目の接種は終了しました。ですが、カメルーンに入国するためのビザを取得する際必要な黄熱病の予防接種だけは検疫所でしかできません。

これがイエローカードといって黄熱病予防接種証明書になります↓

事前研修に予防接種をしたこともあり、最低でも1週間は間隔をあけないと黄熱病の予防接種ができないため、愛知にある検疫所のふたつのうち名古屋検疫所で早速予約をし無事黄熱の注射を打つことができました。

ですが、この黄熱病のワクチンは生だということもあり、副作用が心配。

息子も医者から、このワクチンで亡くなったひともいるから、もし高熱がでたらすぐ病院に行って“黄熱の予防接種をした”、と言うようにと話されたようです。

この黄熱の予防接種を打たれたという方のブログを読んでいても、結構熱がでたり腫れたりとさまざまな症状が現れるひとも中にはいるようです。

子どもの腕をみせてもらい、皮下出血のひどさに内心驚いていましたが、顔にそんな表情を出すと不安にさせるだけだと思い、どうってことないんじゃないの、と言ったりしながら送り出す直前までドキドキするような日々を過ごしていました。

途中でかゆくなったり、腕が上がらないほどだるくて痛い日もあったようですが…

まだ打ったほうがいいと思われる予防接種があったものの、結局は黄熱の生ワクチンを打った後は4週間はあけなくてはならなかったため日本では打つことができませんでした。赴任後ということになりそうですが、赴任先の衛生状況はどうなんでしょう?毎回注射針の交換とかしているんだろうか。。。とか、日本では常識となっていることが、ところ変わればそうでないだけに心配です。

正直、この予防接種に関しては赴任する国によっては、本当はもう少し余裕ある日程を組んだ方がいいんじゃないかと思えてしまいました。

娘がインドへ短期旅行に行った時でさえ予防接種だけで2か月間は十分かけていましたから…。

 

次に運転免許証の更新です。

カメルーンでは国際免許証は利用できないのですが、面白いことに日本の免許証を持っていくと許可証が出て運転できるようです(交通事情というのか、マナーがかなり悪いのでしない方がいいのでしょうけど

赴任中に免許の更新時期が来てしまうため、事前に日本でできないかと理由を話したら無事免許の更新ができました。

その代わり一時帰国した際か、3年後帰国したときに免許更新の手続きをすることを忘れないようにしなければなりません。

 

携帯の解約

これにも驚きました。自分が無知でした。。。

携帯の契約は二年ごとに自動更新されているんですね。

ですので、息子の場合はちょうど3年目に入っているということで、途中解約ということになり9000円ちょっとかかってしまいました

 

カメルーンというと、怖いのはやはり熱帯熱マラリア(特に)です。

マラリアでかなり苦しんだという話や、残念ながら亡くなられた方もみえるというのをインターネットで知るたびに、予防接種がないだけに本当に恐ろしく思えてしまいます。

そのマラリア対策として、蚊取線香はもちろんのこと、虫除けクリームなどを購入したりしましたが、たぶん現地で購入した方がよりいいものが手に入りそうな気がします。ただ正規の値段で購入できるかはわかりませんが。あと蚊帳も必要ですが、前任者の方から譲っていただくことになっているようです。

今回の赴任の際、かなり助けられているのは、やはり前任者の方です。インターネットでいろいろやり取りをしていたようですが、本当にいいひとみたいで、それが唯一の救いかもしれません。

 

さらに、治安面でも心配もあります。

テロはないものの、やはり外国人ということで狙われることもあるようなのです。

住宅に鉄格子は当たり前のようですし、“賄賂の国”といってもいいほどお金への執着心が強いという話もあります。

他にもたくさん不安要素があり過ぎ

 

もちろん初期費用もすごいです。

これは本当にびっくりしました。息子も事前研修のときに、かなりの額を借入してました。

車は治安面でも必須(中古でも結構な値段だとのこと)、家賃3ヵ月分、保険、その他安全面等でもいろいろと。

 

こういったことで、派遣先というか赴任先が先進国へいくひととそうでないひとでの温度差というか準備への心構えがかなり変わってくるようです。

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子どもがカメルーンに発つまで~1/3~

2012-03-09 17:56:35 | 雑感

~カメルーンに出発した息子と家族の回顧録~

卒業論文の合間を縫って就活をしていた息子。

就活より論文に重点を置いていたせいかそれほど就活ができていたわけではなく、ほとんどがお祈りメールの返事ばかり。

この先どうなるんだろうか?と思っていたら、在外公館派遣員の試験を受けるとのことで、どうせ受かるわけもないだろうから、と、あっそうとすんなり受け流していた私。

そう思っていたら1次が合格し、2次面接のために東京へ行くことになりました。

東京から帰ってきてどうだった?と聞くと、うまく答えられなかったから落ちてると思う、という話にまぁいいか、と思っていたら12月もあと少しでクリスマスといういう頃、合格の連絡が入りました。

息子もまさかということで心の準備ができていないせいもあり、1日だけ返事を待ってもらうことにして翌日決心をして返事をしていました。

それからです。

少しずつバタバタしたり、いろいろと考えはじめたのは。

まずは健康診断書を提出しなければならないということで、年末年始をはさんでしまうためその前に健診をして診断書を早めにだしてくれる病院を探さなければなりません。

年内、市内はすでに予約いっぱいで、しかも診断書がでるまで時間がかかるということ。

困ったなぁと思っていたら、意外にも近くに予防医学推進・研究センターなるところがあり、予約も指定された項目の診断もスムーズにできたようで、子どももホッとしたようです。

さらに診断結果も年明け早々意外に早くだしてくれたため、提出期限日まで無事間に合わせることができました。

本当に対応がよくて助かりました。とはいえ、わたしは何もやってないんですけどね

診断書も提出して、特に問題がなければ次は赴任前研修の案内通知がくるまでしばらくソワソワ。

このときから赴任先となっているカメルーンのことも、この間親として真剣にどんなところだろうか?といろいろと調べたりしたわけです。

余計なおせっかいということでしょうが、やはり親としては気になるもんです。

ですが、調べるわりにとにかく情報がほとんどない!!

しかもたまにみる情報はいいことはほとんど書いてなくて、不安ばっかりが増大していくではありませんか

健康診断で問題あり、とでるのも困るけれど、別に行けれなくなってもいいんじゃないか、なんて勝手に思ったりするほどでした。

息子がフランスへ留学へ行くことになったとき、行っているときもいいねぇと思うくらいでなんとも思わなかったけれども、今回は本当に大丈夫?という気持ちでいっぱいで日々を送っていました。

 

結局健診結果も問題なしみたいで、1月も3分の2が過ぎようというころに赴任前研修の案内が我が家に届けられました。

いよいよ本当に行くんだなという実感が沸いてくるのと同時に、カメルーンに発つ前になるべくおばあさんや家族みんなの思い出を作っておくといいなと思いつつも、特別なことをするのもどんなもんだろう…ということで、いつもと変わらない生活にしていました。

ですが、5日間という赴任前研修が終わってから、本当に準備でバタバタしはじめたんです。

赴任前研修が終わってから、1ヶ月もないなかで、日本を発たなければなりません。

研修では世界にちらばっていく派遣員の子と友だちになりよかったとのことですが、それぞれ派遣先、日本を発つ日、準備するものも違うようでお互いに情報交換できるひとというのは限られるようでした。

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到着したというメール

2012-03-08 19:59:23 | 雑感

きょうになって、息子から昨日カメルーンに到着したという連絡がありました。

年末からなかなか大変というか、精神的にいろいろ考えた日々でした。。。

明日からはそんな想いと今までの日々を少しずつUPしていきたいと思います。

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ふと聴こえてきたCMに

2012-03-06 12:38:34 | シネマ

テレビから、あれっ懐かしいメロディが聴こえてくると思ったら、earth music & ecology のCMでした。


earth music&ecologyって可愛らしい衣料品や雑貨販売しているんですね。

こういうことに疎いわたしはほほぉ~と思いながらインターネットショップをのぞいてみました。

 

ところで、このCMで使っている曲なんですが、映画館へ何度も通って観たお気に入り映画の挿入曲です。

ドイツ映画、「4分間のピアニスト」。

ドイツ映画らしく?重苦しい雰囲気はありますが、いっきに感情を爆発させるような、自分であるための演奏、特にラストシーンの4分間の演奏には心が揺さぶられてしまいました。(ラストシーンは日本人の白木加絵さんという方が演奏されているようです)

数年前に観た映画がCMのおかげでよみがえってきました。

CDまた聴こうかな。

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