風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

薔薇が教えてくれた事

2007-08-08 00:36:39 | 薔薇
薔薇が咲いた薔薇が咲いた真っ赤な薔薇が~。は小さい頃の私の愛唱歌だったそうだ。

もう1ヶ月も前になるがホームセンターで薔薇が投売りされていた。
何と価格の75%引きのものもある。

前から薔薇を育ててみたいという気持ちがあったので見てみたら・・・・ほとんどが葉に白い粉を吹いたようなうどん粉病、またはに黒い斑点ができる黒星病などの病気に罹っていた。

教会の方に園芸の達人がおられ、23種もの薔薇を育てていらっしゃる。先日美しい薔薇を教会に生けるために持ってきてくださった。その方がいうには薔薇の苗は花が咲くと価格が高いし、その後病気にかかりやすいので冬、苗の状態で売っている時に買うといいという事だった。

ああ、でもなぁ。このままだと処分されちゃうのかな。
その時薔薇の在る名前が目に入った。「アルバメイアンディナ」。おお、アルバちゃんの名前がついているではないか!写真のイメージは真っ白なミニ薔薇。葉っぱは少ないがつぼみが一個ついている。

他にも葉っぱはないが茎が緑のものがあったので買ってみた。最後まで売れ残っていたうどん粉病、黒星病のもええい、だめでもともと、と買ってしまった。主人は何でわざわざ病気の薔薇を買うんだとあきれていた。だって何にもケアされてないでそのままだと枯れちゃうじゃない。

家に帰って、早速、園芸書を読み、油粕という肥料をあげた。油粕は栄養がじわじわとゆっくり効いて薔薇には良いのだそうだ。うどん粉病、黒星病のものはひどい葉は剪定して後は花の病気と虫に効く薬を散布。後は日光の問題。前にも書いたが内は1階で日光が差し込む時間が他の階に比べると少ない。薔薇は日光が大好き、6時間は当てないといけないそうだ。6時間は無理だとしても日当たりに沿って鉢を動かしなるべく日光に当てるようにした。

黒星病のはひどい状態だった。だんだん葉が枯れて落ちていく。ああ、だめかな・・・。

他の薔薇は新しい葉がつきつぼみも出てきた。そしてこんなにきれいな大輪の花がさきました。

「ガーデンパーティ」その名にふさわしく華やかで清楚。少しピンクの線が入っていたりする。これはひどいうどん粉病だったもの。


そして次にミニ薔薇「アルバメイアンディナ」。



そして、次に咲いたのがミニ薔薇「プリンスメイアンディナ」。



最近咲いたのが「ディズニーランドローズ」。これはきれいなオレンジからピンクに変わっていく。


よく咲いてくれたなぁと嬉しさでいっぱいになった。

もう一つの黒星病のものは「クライスラーインペリアル」という名前。だいぶ剪定して一時期は葉がまったくなくなってしまったが赤みを帯びたかわいらしい葉がたくさん出てきた。どうやら復活したみたい。うまくいけば真っ赤な大輪の花をつけるはずだ。

こうして薔薇を育ててみるとなんだか子育てに似てるなと思ってくる。必要な物を与えて世話をして、成長を待っていれば必ず花が咲くんだな。病気の時も、剪定が必要な時もあって簡単ではないけれど。希望を持って待ち望む事。

なんだか薔薇の花を通して神様から教えてもらったような気がする。

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。ーー」(伝道者の書3章11節)という御言葉がある。

今、大変な時でも、きっと美しいそれぞれの個性にあった花を咲かせる時がくる。
「待ち望め」というのが、いつも私に語りかけてくる神様からのメッセージのような気がする。。。