風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

早すぎる死

2007-08-20 00:25:17 | Weblog
良い事、悪い事、ごちゃ混ぜの忙しい1週間だった。。。。

まず、従兄弟の突然の死。
もうすぐ家族で旅行というとき、しかも先週の礼拝の直前に彼の死を知った。私とは8歳離れていたけれど小さい頃から近くに住んでいたので一人っ子の私としてはお兄ちゃんのようにしたっていたひとだった。小さい頃は00ちゃんのお嫁さんになるなんていっていたくらい。だから心がとても乱れた。

早すぎるよ。。。あんまりにも。。。
ちょっとわけありで・・・・彼の最後は孤独であまり幸せではなかった。アルコール依存症でずっと引きこもっていたらしい。
一度はキリストに救いを求めていたようだったからくやまれてならない。
でも実際に彼が関わったのはモルモン教、キリスト教の異端だった。

以前、伯父がうちに彼の愚痴をこぼしにやってきたことがあった。伯父の話を聞き、モルモン教の教理と既存のキリスト教会との教理の違いを書いたもの、依存症の会や専門医療機関のリストなど送ったのだが、彼がそれを目にすることはなかった。それから毎朝、彼の救いのためにずっと祈っていた。そのうちモルモンから離れる事ができた、依存症もよくなりつつあるときき、それから何年間かは悪い話をきかなかったのでほっとしていたのだが・・・・。

彼のためにもっとずっと祈っていればよかった・・・。
先日、在る方の日記で12年間祈り続けた人が教会に来てくれたと書いてあり、ああ、私も身内の人達を忘れていたなと反省して、これから祈ろうと思っていたところだったのだ。

もちろん救いは神様から来るもの、行いではない。生きることも死ぬ事もまたすべては神様の御手の中。

死に顔はとても安らかだった。彼はどんな気持ちで毎日を送っていたんだろう。
もっと他に何かできることはなかっただろうか?苦しみによりそえる事はなかっただろうか?こんな風に考えるようになったのも自分が鬱状態の時、だれとも会いたくなかったし、そんな時の自分が嫌で嫌で仕方なかったからだ。彼はクリスチャンになることはなかったけれど、復活の象徴である白百合の花を棺に添えた。

84歳になる伯父は認知症でもう私の顔もわからなくなってしまった。。。でも息子の死はわかるようで顔をぐちゃぐちゃにして泣いていてとても小さく見えた。。。。