3月20日、午後6時から、東京文化会小ホールで、東京混声合唱団の第221回定期演奏会、今年は武満徹生誕80周年といことで、最初に3曲演奏と指揮の田中信昭さん。「さくら」は、あの「さくら さくら」で始まる日本古謡を編曲したもの。3月3日にも演奏していたが、聞きなれた「さくら」とはイメージが異なる。2曲目の「小さな空」、3曲目「死んだ男の残したものは」も、よく歌われるが、合唱でなく、ソロが多い。合唱のハーモニーがまた素晴らしい。
その後は、組曲が3曲。いずれも、よくこのような曲を合唱できるな、と思うと同時に、すごい歌を作曲する人がいるものだなと関心。曲後に、作曲者、作詞者が紹介されたが、「よく、演奏してくれた。「東混以外には歌えない」と。「Z境」は、「最初に攻撃を受けたのはペンタゴンだった」とうたって、いまも戦争が続けられている世界を告発するような歌、作詞者は、「こんなにまじめに歌ってくださって」と行っていたが。
蕪村の弟子の晋我の「詩」によう「晋我追悼曲」。原民喜の「心願の國」、「夜あけ近く、僕は寝床のなかで小鳥の啼声をきいてゐる」と始まるこの詩に、高橋悠治さんが作曲。
とにかく凄い曲、いつもながら、東混の合唱に敬服。
■武満 徹:作曲-生誕80年-
さくら(日本古謡)小さな空(武満徹:詩)死んだ男の残したものは(谷川俊太郎:詩)
■篠田 昌伸:作曲 混声合唱とピアノのための組曲「Z境」(2009)
水無田 気流:詩 I. Z境/告解 II 世界 同時多発トロ III. 時間凍結弾 IV. Z境/突然変異
■野田 暉行:作曲 晋我追悼曲(2009)-委嘱作品初演-与謝 蕪村:詩
■高橋 悠治:作曲 混声合唱とオブリガート・ヴァイオリンのために 心願の國(2009)-委嘱作品初演- 原民喜:詞
I. 夜あけ近く、・・・・・II. ふと僕はねむれない寝床で、・・・・・III. 僕は日没前の街道を・・・・・IV. 僕は今しきりに夢みる。・・・・・
その後は、組曲が3曲。いずれも、よくこのような曲を合唱できるな、と思うと同時に、すごい歌を作曲する人がいるものだなと関心。曲後に、作曲者、作詞者が紹介されたが、「よく、演奏してくれた。「東混以外には歌えない」と。「Z境」は、「最初に攻撃を受けたのはペンタゴンだった」とうたって、いまも戦争が続けられている世界を告発するような歌、作詞者は、「こんなにまじめに歌ってくださって」と行っていたが。
蕪村の弟子の晋我の「詩」によう「晋我追悼曲」。原民喜の「心願の國」、「夜あけ近く、僕は寝床のなかで小鳥の啼声をきいてゐる」と始まるこの詩に、高橋悠治さんが作曲。
とにかく凄い曲、いつもながら、東混の合唱に敬服。
■武満 徹:作曲-生誕80年-
さくら(日本古謡)小さな空(武満徹:詩)死んだ男の残したものは(谷川俊太郎:詩)
■篠田 昌伸:作曲 混声合唱とピアノのための組曲「Z境」(2009)
水無田 気流:詩 I. Z境/告解 II 世界 同時多発トロ III. 時間凍結弾 IV. Z境/突然変異
■野田 暉行:作曲 晋我追悼曲(2009)-委嘱作品初演-与謝 蕪村:詩
■高橋 悠治:作曲 混声合唱とオブリガート・ヴァイオリンのために 心願の國(2009)-委嘱作品初演- 原民喜:詞
I. 夜あけ近く、・・・・・II. ふと僕はねむれない寝床で、・・・・・III. 僕は日没前の街道を・・・・・IV. 僕は今しきりに夢みる。・・・・・