参院選で自民党が大幅に議席を伸ばし、自公で過半数となったが、それ以上に大きかったのが日本共産党の議席が改選3議席を8議席とし、議案提案権を得たこと。
吉良よし子さんが選挙中に訴えた「ブラック企業告発」も、政府が動かなければ、議案提案権を活用して行うことが出来る。
反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士、作家の雨宮処凛氏たちが、「非正規雇用労働者が2000万人を超え、労働者全体の38・2%となり、貧困と格差が拡大している。人間らしい生活ができるよう労働条件の引き上げが求められる」と発表したが、雇用問題を解決する提案もできるようになる。
原発も、沖縄の基地も、TPPも国民生活にとって大事な問題で、政府と対決する国会での奮闘を見たい。
「アサヒ芸能」8月8日号に「号外で再追求 共産党ワタミキラーが『渡邉美樹を国会から抹殺』宣戦布告!」とぶっそうな記事、選挙中に発行された「東京民報」を引用し、田村智子参議院議員の国会での「ワタミ」の名前をあげた追求を紹介。参院選で当選した吉良よし子さんを紹介し、「ワタミ元社員が駆け込んだ『雇用と就活対策室』の室長であり、田村氏同様、その名前をもじって『美人ワタミキラー』と呼ばれる急先鋒だ。」と報じている。