3月4日午前10時半過ぎ、東京のど真ん中、銀座4丁目の和光前にたくさんの幟旗と腕章をつけた労働組合の人たちが集合、「セイコーはパワハラをやめ、まともな経営に立ち返れ」と声をあげた。
一昨年、セイコーの会社のひとつを会社解散、大卒社員を和光に転籍させたあとで、残った従業員を全員解雇して争議となってから2年。こんどは、持株会社のセイコーホールディング傘下のいくつかの会社で、希望退職募集。いま和光とセイコーグループ内の会社は、一人の取締役のパワハラで、退職に追い込まれたり、精神的に追いつめられて、ノイローゼになったりと、たいへんな事態になっているという。昨年末に発行された「週刊新潮」でも、取り上げられる事態。
世界的にも名の知られたセイコーで、パワハラとは。