おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

楽譜を見ること~大人編(第6号)

2012年03月29日 | 苦手なことがある子供たち
楽譜を見ることについて大人の方の話を付け加えたいと思います。

最近は携帯電話やパソコンを四六時中見ている大人が増えています。
顔を上げて視野を広く使っていないので、大人でも目がしっかりと動かせない人がいます。

楽譜を見ながら演奏する時は、弾いている所より少し先を見て弾きます。
ところが、目を先へと進めたいと思っても、その意志に反して目がついて行かないという方がいらっしゃいます。

目の筋力が衰えているのでは?というお話をして、大人の方でも逆あみだや迷路を試してみても良いと思いますが、他に次のような方法の方が大人の方には受け入れられやすいと思います。

あごが上がらないように片手で軽くあごを押さえ、もう一方の手で空中に大きく丸や四角を描き、それを目で追う方法です。
一方向だけでなく逆方向も行います。

目がよく動かせなくなっている方は、ご自分の顔より一回り大きい程度のもので「これが限界です。これ以上は見えません」とおっしゃいます。

丸や四角を大きく描けても、少し見にくいと感じる部分があるかもしれません。
私は左上が見にくいと感じました。そういえば楽譜は、D.C.やD.S.、リピートがない限り左上に目を素早く動かすことはないと、これを行って気付きました。

若い時と違い、放っておくと色々と衰えてくるお年頃です・・・。
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