ピアノ以外の楽器の方が音に対してどのように考えているか知りたいと思い、こちらの動画を拝見してみました。
若いヴァイオリニスト服部百音さん。ヴァイオリンの魅力と奏法とあります。
早口でチャキチャキお話しされています。頭の回転が速いです。
ヴァイオリンがどのような音が出せる楽器かを最初に話されています。
ヴァイオリンはずっとお好きだったのですかの質問に、「そんなわけないです、何べん嫌いになったかわからないくらいですけどね」と。
最近読んだ他の方の記事で、『好きなことをやってほしい』とか『勉強は楽しめたらいい』とか大人が言うとき、好きには嫌いが、楽しいには苦しいが混じっている、グレーな部分があるのだという当たり前のことを伝えていない。“漂白”し過ぎているのではと感じます」
とありました。
まさに。
特に習い事の音楽は、楽しむものという概念が蔓延していて、都合が悪くなると「楽しめればいい」「プロになるわけじゃない」と親御さんが言い出します。
大体、それはお子さんが感じ、本人が決めることです。親にそう言われたら子供は逃げる口実を覚えます。親の自信のなさを子供にすり替えてはいけません。
自分の出来るところまでやってみる、それで良いと思います。
彼女のお話、プロだなぁと感心します。覚悟を持ってこの道を歩んでいます。