もう、最初に言っちゃうわ!!
徒然も、しんみりも、感傷的なことは何もない、とにかく「進撃のペケママ」的なここ2日間でございました。
重量オーバー、個数オーバーでキャリーケースを預けたペケママ、身軽にフラフラと搭乗口に向かいます。
今回発ヨーロッパ周りでブラジルに戻る、ペケママです。
アメリカ回りとは、微妙に雰囲気が違う。
ガツガツ感が無い、乗客の方達全体から立ち上る、ふんわり感。
こんなにも行き先によって違う物なの??
なんて思っているうちに搭乗開始。
厳しく機内持ち込み荷物を制限していたためか、順調に搭乗ができました。
最期に乗った乗客の荷物だけが入らなかったようで、ずいぶん前の方まで運ばれていました。
ペケママはトイレ近くの通路側の座席を確保。
ブラジル往復時の座席は、基本的に通路側の座席を確保するようにしています。
トイレの出入りが簡単なだけでなく、隣に大柄な方が座った時でも、通路があることで気持ち的にゆとりが生まれますから。
な~んて、思っていたペケママが、甘かったわ。
伏兵は後ろの座席にいた。
後ろの座席の方が大柄の上に、落ち着きがないタイプだったのさ
まあまあ、ずっとペケママの座席をけったり引っ張ったり。
挙句の果てに、頭上の荷物入れを開け、ゴソゴソ何かを探し始める。
運悪く飛行機が揺れて、ペケママの頭に東京土産の袋が直撃!!
ペケママ、日本ーブラジル往復暮らしを始めて30年、初めての経験だったわ。
袋を拾いに来た青年を、思いっきりにらみつけちゃったわよ。
大柄青年、これに懲りておとなしくなったのかと思ったら、そんなことは全くなく、14時間のフライト中、ずっとゴソゴソ、モゾモゾやっていたわ。
幸いペケママの座った座席は、3席で真ん中の座席が空いていました。
窓際に座るは、20代初め?もしかしたら10代終わり?っておいうぐらいの、かわいらしいぽっちゃりの女の子。
この子は後ろのそわそわ大柄青年とは違って、どっしり型。
どのくらいどっしりかと言うと、14時間のフライト中、全くトイレに行かなかった!!
食事も飲み物もしっかり摂っていたのに。
心配しちゃったわ、大丈夫?お嬢さん??って。
食事と言えば、スイス航空、期待が大きかった割にいまいちだったかな。
着陸前に出た食事は、ほとんど手も付けなかったぐらい。
おいしかったのは、機内のワイン!!
斜め後ろの日本人オジサマが頼んでいた白ワインがおいしそうだったので、ペケママは赤ワインを注文。
ドライでお願いしたのですが、甘口はあったのかな?
プラスチックですが、小さな瓶一本で渡されます。
すっきりした飲み口の中にも、しっかりした味のあるワインでした。
それから、パン。
クロワッサン、皮がかっちり中がフワフワのプーレ(?詳しくないので)、ほんのり暖められて、食事とは別に配られるんです。
もうワインとパンだけで十分幸せだわ~、っていう感じでした。
今回成田ーチューリッヒ間は14時間かかりました。
成田を出たら、日本の太平洋側をひたすらひたすら北上して、ベーリング海峡をを抜けて、そのまま北極圏へ突入。
あわよくば北極点も通過した?
後で読んだ記事によると、夏場にはオーロラが見られることもあるそうです。
真冬(暦の上では)で、残念!!
グリーンランドを抜けて、コペンハーゲンの上なんかもビュバーンって飛んできたわけよね。
で、無事にチューリッヒ空港に到着。
ペケママ友人、姉妹たちは、「スイス」っていう言葉に妙な魔力を感じるのか、「スイス航空だったら、絶対に機内食おいしいわよ!」とか、「チューリッヒ空港、おしゃれなんでしょうね。」とか、あこがれと幻想と言う、砂糖にまみれまみれたブラジルの砂糖菓子のような夢を見ているようですが...
現実のチューリッヒ空港、ものすごくシビアでシュールな空港だったわ。
そのお話は、また明日。
* * * * *
昨日夕方、ヘトヘトで娘の借りてくれた部屋に、たどり着いたペケママ。
日本から食べる物も少しは持ってきているので、昨夜はウニのスパゲティ。
今日は朝から買い物に出て... 緑が濃いねぇ
お昼はいつものお肉屋さんでブラジル御飯のテイクアウト。
今日は、ドブラジーニャ モツ料理です。
夫は嫌いだったので、夫の居る時は食べられなかった。
美味しくいただきました。
やっぱりブラジル料理、万歳だわ!