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外国人観光客が巻き込まれた犯罪 リオデジャネイロ

2013年04月09日 | ブラジル雑記
ここのところ、リオデジャネイロで外国人観光客を狙った犯罪が多発しています。

4月初めには、アメリカ人カップルの観光客が教われました。
彼らは、夜、コパカバーナから若者の人気スポットであるラッパに行こうとして、「バン」(認可されていない 乗り合いタクシー)を拾いました。
そのまま、バンの運転手及びその仲間に連れ去られ、持っていたお金をすべて取られた上、クレジットカードで限度額一杯までお金を引き出され、6時間ほどつれまわされたあと、リオ近郊の田舎で解放されました。
金品の被害だけでなく、女性のほうは性的な被害も受けました。

また、この週末には、ドイツ人観光客9人のグループが、チジュッカ国立公園内で襲われ、貴重品を奪われました。
彼らも、また「バン」を利用して観光していました。

この「バン」というのは、無認可で乗り合いのため、普通のタクシーよりは割安です。
リオのセントロなどでは、郊外へ行く「バン」がよく行き先を叫びながら走っています。
大きなイベントがあるときなどは、コパカバーナやフラメンゴなどのゾナスール地区(リオで日本人が多く住む地区)でも、行き先を叫びながら走っています。
でも、この「バン」、普通はあまりブラジル人でも乗りません。
普通って言うと、語弊があるけれど、私達日本人が通常生活している範囲で知り合う人たちね。
なぜって、まずぎゅうぎゅう詰めにされるし、なにより運賃が口約束。
安全運転なんて、絶対にないし。
なので、少なくても私はブラジル生活21年の中で一度も乗ったことは、なし!

観光でも、きちんとした旅行社を通じて手配した「バン」はともかく、自分で値段を交渉して使うような「バン」は危ない。
たとえ、それが、ホテルのボーイを通じて呼んだものだとしてもね。
ひどい場合は、ボーイもぐるだということもありますから。

リオはバスもタクシーも「危ない」とよく言われますが、それでもまだバスは他人の目があるし、タクシーも普通は登録されているものだから、「危険度」は「バン」ほど高くないと思うのよ。
私がブラジルに来た当初は「ラジオタクシー」(電話で呼ぶハイヤーのようなタクシー)を使うようにといわれ、子供の小さいうちは、空港に行ったり、少し遠出する場合にはコレを使っていました。
その他は、普通の「路線バス」。
できれば、「エアコン バス」。
これが一番、安全で快適だったわ!
そのほかにも、リオは「中距離バス」もエアコンつきできれいなバスが走っているものね。
夫が単身赴任しているとき、娘とコレを使ってよく郊外に遊びに行きました!
今でも娘は「バス大好き人間」!

そういえば、昔「グローリア」というところからバスに乗って帰るとき、バス停で待っていたら、そこに強盗がやってきて、乗客を整列させ、順番にやってきたバスに乗せられた。
逃げられませんがな~!
仕方が無いので、一番前、運転手のすぐ後ろに座って、とりあえず盗られたら困る身分証明証とか、クレジットカード類をこっそり洋服のポケットに移し変えたりしたのよ。
んで、さあ、強盗さん、いつでもいらっしゃい!
ところが、その強盗、一番後ろの席に座った、いかにも「観光客」という青年とその近くに座っていた人の物だけを盗って、悠々と降りていった。
なんだか、一気に気が抜けちゃったわね、そのときは。

現在、過去3年間で比較してみると、リオの外国人観光客にかかわる犯罪の発生率は、66%も増加しているそうです。
犯罪の内訳を見ると、単なる「泥棒」は16.7%ほど減少し、そのほかの凶悪犯罪が増加しているのだとか。
オリンピック、ワールドカップと国際的なイベントが多くなってきていることを受け、現在市内警備の強化対策が検討されているそうです。

観光する側としても、犯罪にあうような行為には気をつけるような心構えも必要だと思いますけどね。

この記事はEXAME.COM(http://exame.abril.com.br/brasil/noticias/furto-a-turistas-no-rj-sobe-mais-de-66-nos-ultimos-3-anos)を参考にしました。
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