昨夜、日本のテレビで「イクメン特集」なるものを見ました。
「イクメン」って、「育児をする男」のことだって。
感想、正直言って「気持ち悪い!」
育児をすることが、気持ち悪いんじゃないのよ。
「イクメン」ってとりあげられることが。
ここにでてきた「パパ」たち、「イクメン」って呼ばれることにたいして、すご~く、自分自身が満足しちゃっているみたいな態度がありありとみられた。
おまけに、「イクメン飲み会」だって!?
みんなで、最近はやりの「絵本」情報交換?!
女性の立場からすると、
「やめてくれよ!」
っていうのが、正直な感想。
私がそれほど「気持ち悪い」と思ってしまった最大の理由は、みんな「オレやってんだぜ!」気分にミチミチあふれていたこと。
中にはそうでもない人もいたかも知れませんけどね。
テレビは、「やる気のある」人を中心に取り上げますから。
我が家の娘は17歳になりました。
17年前、両親も親類も、誰もいないところで出産子育てした私。
最大の援助者は夫でした。
「イクメン」なんて呼び方のない時代でしたが、夫は毎日、帰宅すると、娘のオムツを替え、お風呂に入れ、夜泣きするときには車で夜のドライブ。
そういうことを、何の気負いもなく、ごくごく普通にやってくれました。
我が家の娘だけでなく、出張の多い夫を持つ私の友人の子供たちも、我が家の娘と同じように、出かけるときにはいつも声をかけ、わが子も友人の子も同じように世話をしてくれました。
一度など、「日本人は、二人も奥さんをもてるのか?!」と驚かれたこともあるぐらい。
そのぐらい自然に、子供たちだけでなく、私や友人達も扱ってくれました。
でも、それは夫だけではありません。
夫が単身赴任してしまったあとは、友人の家族が、出かけるときには必ず声をかけ、娘を自分の子供のように世話を焼いてくれました。
我が家が両親も親類もいない海外にいるせいもあるかもしれませんが、「イクメン」なんていうのは、ごくごくあたりまえのことだったんです。
それは、私が子育てをしていた17年前も、現在もかわりがありません。
海外にいるお父さん達は、本当によく子供とかかわっていると思います。
もちろん出張も多く、テレビで見たようにべったりと家事や育児にかかわっているわけではありませんが、私が子育てしていた時代のお父さん達も、現在のお父さん達も、要所要所で子供たちのことをよく見ています。
これは私個人の考えですが「イクメン」って、そういうことじゃないかと思うんです。
実際にべったりと子供の育児にかかわったり、妻の家事にかかわったりすることでなく、「いま子供にとって一番必要なことは何か」を見極めたり、「自分が家族の中でやらなくてはならないことは何なのか」を見極めること。
その中には、もちろん「オムツ替え」や「家事に疲れた妻の変わりにご飯を作ること」があるかもしれません。
それは、そのつど状況によって変わってくること。
それを見極めるためにも、何より大切なことは、パートナーや子供とよく話をし、家族のおかれた状況をきちんと冷静に見つめることのできる目を持つこと。
それができる男性が、本当の「イクメン」ではないでしょうか。
「イクメン」を自称するお父さん達、子供を育てていく上で、子供とかかわっていく上で、一番大切なのは「オムツ替え」とか「お風呂入れ」だけではありません。
子供が本当に対話したいと願うとき、親がきちんと子供と向き合う覚悟がある人間であること、それが一番の「イクメン」の条件だと思いますよ。
もちろん、これは父親だけではなく、母親もですが。
そのためにも、「オムツ替え」も大切ですが、子供の成長といっしょに自分自身が成長していくこと、子供の成長を認められる親になること、それも忘れないでくださいね。
「イクメン」って、「育児をする男」のことだって。
感想、正直言って「気持ち悪い!」
育児をすることが、気持ち悪いんじゃないのよ。
「イクメン」ってとりあげられることが。
ここにでてきた「パパ」たち、「イクメン」って呼ばれることにたいして、すご~く、自分自身が満足しちゃっているみたいな態度がありありとみられた。
おまけに、「イクメン飲み会」だって!?
みんなで、最近はやりの「絵本」情報交換?!
女性の立場からすると、
「やめてくれよ!」
っていうのが、正直な感想。
私がそれほど「気持ち悪い」と思ってしまった最大の理由は、みんな「オレやってんだぜ!」気分にミチミチあふれていたこと。
中にはそうでもない人もいたかも知れませんけどね。
テレビは、「やる気のある」人を中心に取り上げますから。
我が家の娘は17歳になりました。
17年前、両親も親類も、誰もいないところで出産子育てした私。
最大の援助者は夫でした。
「イクメン」なんて呼び方のない時代でしたが、夫は毎日、帰宅すると、娘のオムツを替え、お風呂に入れ、夜泣きするときには車で夜のドライブ。
そういうことを、何の気負いもなく、ごくごく普通にやってくれました。
我が家の娘だけでなく、出張の多い夫を持つ私の友人の子供たちも、我が家の娘と同じように、出かけるときにはいつも声をかけ、わが子も友人の子も同じように世話をしてくれました。
一度など、「日本人は、二人も奥さんをもてるのか?!」と驚かれたこともあるぐらい。
そのぐらい自然に、子供たちだけでなく、私や友人達も扱ってくれました。
でも、それは夫だけではありません。
夫が単身赴任してしまったあとは、友人の家族が、出かけるときには必ず声をかけ、娘を自分の子供のように世話を焼いてくれました。
我が家が両親も親類もいない海外にいるせいもあるかもしれませんが、「イクメン」なんていうのは、ごくごくあたりまえのことだったんです。
それは、私が子育てをしていた17年前も、現在もかわりがありません。
海外にいるお父さん達は、本当によく子供とかかわっていると思います。
もちろん出張も多く、テレビで見たようにべったりと家事や育児にかかわっているわけではありませんが、私が子育てしていた時代のお父さん達も、現在のお父さん達も、要所要所で子供たちのことをよく見ています。
これは私個人の考えですが「イクメン」って、そういうことじゃないかと思うんです。
実際にべったりと子供の育児にかかわったり、妻の家事にかかわったりすることでなく、「いま子供にとって一番必要なことは何か」を見極めたり、「自分が家族の中でやらなくてはならないことは何なのか」を見極めること。
その中には、もちろん「オムツ替え」や「家事に疲れた妻の変わりにご飯を作ること」があるかもしれません。
それは、そのつど状況によって変わってくること。
それを見極めるためにも、何より大切なことは、パートナーや子供とよく話をし、家族のおかれた状況をきちんと冷静に見つめることのできる目を持つこと。
それができる男性が、本当の「イクメン」ではないでしょうか。
「イクメン」を自称するお父さん達、子供を育てていく上で、子供とかかわっていく上で、一番大切なのは「オムツ替え」とか「お風呂入れ」だけではありません。
子供が本当に対話したいと願うとき、親がきちんと子供と向き合う覚悟がある人間であること、それが一番の「イクメン」の条件だと思いますよ。
もちろん、これは父親だけではなく、母親もですが。
そのためにも、「オムツ替え」も大切ですが、子供の成長といっしょに自分自身が成長していくこと、子供の成長を認められる親になること、それも忘れないでくださいね。